「きになるき 男の小料理」噂の熟成まぐろに感激! 旬の食材を抜群に活かした隠れ家的居酒屋 (東京・渋谷)

白子とイクラをこんなふうにいただくなんて!

茶豆の美味しさに浸っていると、店長が何やら長細い白いものを取り出しました。

きになるき 鮭の白子

何かと思ったら、鮭の白子とのこと。

子どもの頃の7年間をアメリカの内地で過ごした私、鮭の白子なんて食べるのが初めてどころか、見るのも初めて。
「どうやって調理するんだろう・・・・・・」
「内臓系は若干苦手なんだけど、大丈夫かしら・・・・・・」
と、どきどきわくわくしながら待っていました。

しばらくして出てきたのがこちら。

第一印象は、「なんだかたらこっぽい!」
内臓だけれども、たらこは大好物の私。これなら食べられる! と、勧められたとおり、まずは何も付けずにそのままいただきます。

内臓なのに鮭の味がするし、しっかり血抜きがしてあるおかげで臭みもまったくなし。内臓のぐにゃっとした食感にも苦手意識があるのですが、少し弾力があって、歯ごたえも問題なしでした。

そのままでも全然いけるのですが、店長のおすすめどおり、ふた口目はお皿の左上のお塩を付けて。
これ、イギリスのマルドンという海塩なのですが、まろやかな塩味に少し酸っぱさが混ざっており、驚くほど魚料理にぴったり。

きになるき マルドン塩

塩を付けることで白子の味が引き締まり、更に美味しくなりました。

時を置かずしてやってきたのは、イクラとトウモロコシの炊き込みご飯

きになるき イクラとトウモロコシの炊き込みご飯

もうね、この彩り! 写真を見ているだけで、文章を書いている今も味が鮮明によみがえり、口の中がヤバイことになっています (汚くてすみません)。

店長のこだわりはふたつ。
まずはイクラですが、旬の時季にはまだ少し早いので、通常より粒が小さめとのこと。それを二度漬けして仕上げているそうです。
そして、トウモロコシ。生のトウモロコシを使っているゆえのシャキシャキ感。このふたつを活かすために、ご飯に鶏肉を加える以外は、塩のみで炊いているとか。

それぞれの具材をまずは別々に食べて味わって、満足したところで混ぜ混ぜしていただいたのですが、しばし沈黙したくなる (というか、本当に言葉を発するのを忘れていた) ほど美味!

欲を言えば、ご飯に入れる塩はもう少し抑えたほうが、トウモロコシの甘みが出るかな、と思ったのですが、この辺りは個人の好みにもよりますね。

それにしても、イクラとトウモロコシの組み合わせって考えたこともなかった!
以前居酒屋で働いていて、そのおかげでいろんな発想ができる、とおっしゃっていた店長ならではのお料理だな、と感じました。

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