「きになるき 男の小料理」噂の熟成まぐろに感激! 旬の食材を抜群に活かした隠れ家的居酒屋 (東京・渋谷)
ついにやってきた熟成マグロ、そして締めの鍋
そしてついにその時がやってきました。
夫氏から話を聞いて、ずーっと気になっていた熟成マグロ。
5日間熟成させたマグロの外側部分をざっくり切り落とし (肉でいうとカビが生える部分に当たるそう)、右の写真のようにスライスした後・・・・・・。
脂の面をガスバーナーで直に炙り始める店長。店内にはたちまち素晴らしい匂いが立ち込めます。
噂の熟成マグロ、完成!
まずは、手前にある生の一切れからスタート。
少し噛むと、後はまさしく「口の中で溶ける」という表現がぴったりで、「あれ? マグロってこんな食べ物だったっけ?」と思わず頭の中にはてなマークが現れました。
もちろん、鮭の白子のときと同じ、イギリスのマルドン海塩を付けて食べても◎。
時計回りに進んで、次はお皿の左上の炙りへ。
わさびを載せて食べると、これまた素晴らしいお味。
カマトロという頭に近い部位なので、かなり脂がのっており、そのせいなのか、わさびをしっかり付けても苦味を感じません。
そしてラストは、炙りをマルドン海塩で。塩のジャリジャリ感も、とろけるようになめらかなマグロに合います。至福のひととき❤
残り時間も少なくなってきたところで (2時間制のコースです)、締めのグリーンカレー鍋が登場。
鶏肉などからとった出汁が効いたグリーンカレースープに、豆もやしと豚バラ肉を入れます。
お肉をよーくほぐして、スープが煮立ったら、ライスペーパーを投入。
しんなり柔らかくなったタイミングで、もやしと豚肉をくるみます。これで完成。
「美味しい!」と言いながら猛烈なスピードで食べる夫氏。
かたや猫舌な私は、しばらくお椀で冷ます羽目になりましたが、大きく口を開けてバクっといってみると、「あー、これはヤバイやつ・・・・・・」と思わず呟かずにはいられませんでした。
レモングラスなど好みが分かれるスパイスはあまり使っていないとのことでしたが、それでもどことなくグリーンカレーっぽさがあるんですよね。
後からじわじわ辛さがくるからか、気が付いたら顔全体に汗をかいていました。この感じ、タイで現地の料理を食べていたときもよくあったなあ。なんだか懐かしい。
最後は、うどんを投入。
わりと細めの麺なので、フォーっぽさがあり、グリーンカレーとよく合います。
ある程度食べたところで、店長におすすめされた花椒をふりかけると、これまたピリッと味が引き締まっていい感じに。
スープも、気付いたらほとんど飲み尽くしていましたw
食べ終わった感想をひと言でまとめると・・・・・・。
ああ、これが噂の「きになるき」かあ。たしかにこれは噂になるの、納得。メニューも日によって変わるようだし、何度も通いたくなるの分かる! 出産までにあと数回はリピートしたい!
全然ひと言になっていない感はありますが、「きになるき」初訪レポは以上です。