大自然に囲まれた温泉と美味いメシと絶景を楽しむことのできる雨飾荘

おたり振興公社さんと道の駅おたりさんからご招待いただいた長野・小谷村プレスツアー。
その第4弾となるレポは、初日お世話になった温泉宿「雨飾荘」について紹介していきましょう。
小谷の温泉の中でも最も高地にあり、絶景とも言える景色を楽しめる上に、小谷村で採れた食材を使った美味いメシが楽しめる期間限定の温泉宿ですよ。

とその前にちょっと運動でもしませんか?

さて、早速雨飾荘を紹介したいところですが、ちょっとその前に近辺のスポットについて。

こちらで紹介した雨飾高原キャンプ場から車で10分ほど移動した場所にあるのが、紅葉の時期になると非常に見応えのある景色になるという鎌池です。
森林セラピー基地にも認定されているんだそう。

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こちらの鎌池は周囲を取り囲むように遊歩道がありまして、ここをぐるっと回りながら景色を堪能できるようになっています。1周回るのにおよそ40分ほど。

今回のツアーでは到着がやや遅かったこともあり、ぐるっと廻るのは断念し、ちょいと池のほとりまで行ってみました。

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遊歩道ということだったので、そこそこ整備されてるのかな? と思いきや、結構な獣道具合。前日までの天気が影響したのか、ぬかるみもあったりとちょっと大変な感じ。

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鎌池のほとりに到着。ほほう割と大きな池なのですねぇ。
秋になると、ここから見える景色が紅に染まるわけですか。さぞかしきれいなんだろうなぁ。

鎌池をそんな風に想いながら眺めていると、かなり珍しいものを発見。

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日本固有の種であり、天然記念物としても指定されているモリアオガエルの卵塊。
こうやって実物にお目にかかる機会はなかなかないそうです。なにその幸運。

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鎌池の入口には、ぶな林亭という鎌池唯一のお休み処。
こちらは時期限定で営業していて、伺った時期はまだ今年の営業はスタートしていませんでした。2017年は8月からの営業とのこと。
喫茶や食事の提供、おみやげの販売などがされているそうです。

それにしてもどれくらい紅葉すごいのかしら? ということで、ちょっくら探してみたところ、どうやらこんな感じらしいです。

いや、これは凄いな・・・。樹々が紅に黄に色づいた景色。圧倒的。
確かにこれは足を運んで観たくなりますわ。


鎌池(ぶな林亭)
長野県北安曇郡小谷村中土
0261-85-1474

雄大な大自然の中で掛け流しの温泉を楽しむ

鎌池からミニバスに揺られること10分弱。この日の宿となる雨飾荘があります。

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雨飾荘の玄関口
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雨飾荘玄関を背に見た景色

玄関をくぐると、ロビーにはウェルカムドリンク・・・ではなく温泉から上がったあとのサービスとして、信州牛乳と雨飾山の湧き水が置かれています。

ということで、こんなときのわんぱくさんmu_ne3。グビグビっと到着するなり信州牛乳を味わっておりました。

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お部屋は純和室。2人での利用でしたが広々としていて、非常に落ち着く雰囲気。
あー、なんかこういう部屋ってすごい久々。普段がフローリングのみの生活なので、やっぱり畳っていいよなーと再確認しちゃいますね。

村営の野趣あふれる露天風呂

部屋に荷物を置いて、早速温泉へ! ってことでやってきたのは、雨飾荘から外に出て、歩いて30秒ほどのところにある露天風呂です。

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実はこちらの露天風呂、村営として開かれているもので、料金は寸志となっていますが、事実上無料で利用することができます。

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階段を登って進む道の右手側が男湯、そのまま奥へ行くと女湯となっています。

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ゴツゴツとした岩に囲まれた露天風呂。洗い場はなく、簡易的でオープンな脱衣所しかありません。

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オッサン3人で入湯する図。めっちゃ笑顔ですが、その実めちゃくちゃ熱くて熱くてw
位置的には源泉から最も遠いところにいたのですが、それでも熱く、ほんのわずかで肌が真っ赤になるほどでした。まぁ馴れれば気持ちいいもんでしたけど。

雨飾荘の内湯と露天もいい感じ

村営の露天風呂だけでなく、もちろん雨飾荘の中にも内湯と露天があります。

そこそこ広めの脱衣所がありまして、この扉を抜けると、

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洗い場と内湯があります。さらに内湯の奥にある扉を抜けると、

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露天風呂があるわけですね。あいにく夜間なのであれなのですが、明るいうちだと雨飾荘裏手の良い眺めが望めます。

信州のご馳走に舌鼓を打つ

小谷温泉最奥の湯を楽しんだあとは、何と言ってもメシですよメシ。
やっぱりグルメは旅の醍醐味ですよね。

これでもか! というくらい豪勢な夕食に大満足

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小谷をはじめとして信州の素材を厳選して作られた豪勢な夕食は、たいへん素晴らしいものでした。

3分前まで生きていたという岩魚の姿造り。プリプリシコシコしていてとても美味しいお刺身だったのですが、全部食べ終わったあとは残った骨を唐揚げの骨せんべいにしてくれるというおまけ付き。
まさしく余すことなく頭から尻尾まで丸々いただいちゃいました。

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メインは信州プレミアム牛A5級の陶板焼き。ジュワッとあふれる肉汁がたまりませんでしたねぇ。なんでもオレイン酸が豊富なんだとか。

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山菜の天ぷらもウマウマ。山菜を食べると満ち足りた感があるんですよね。まさしく体に足りないものを入れているということなんでしょうか。

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小谷村の各種地酒もたくさんいただきました。
美味なる食事と美味なる酒。もうこれだけあれば生きていける最強のセットですな。

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雨飾荘の料理長・細田さん。実は中華の達人だそうな。
美味しい料理ありがとうございました!

羽釜の炊きたてご飯に優しい湯豆腐がたまらん朝食

そして翌朝の朝食もすごかったんですよ。

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THE和朝食! なわけですけども、それぞれの皿のクオリティが高いこと高いこと。

羽釜で炊かれた炊きたてご飯に、金目鯛の干物とか、贅沢な理想の朝食の組み合わせじゃないですか。

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中でも唸ってしまったのが、こちらの湯豆腐。
ただの湯豆腐ではなく、蕎麦湯に出汁を加えたものとなっており、ここ雨飾荘オリジナルの湯豆腐なのです。とっても優しいお味。思わず鍋を抱えて飲み干したくなるレベル。

雨飾山をさらなる絶景で眺めるための展望台があるよ

2日目の朝になってから、ちょっくら外の空気を吸いに出てみたところ、なんぞこんな看板を発見。

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ほほう。雨飾山を望むことのできる展望台なんてものがあるんですか。

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看板脇のこの階段状のところを上がっていけばいいらしい。
そうとなれば行ってみるしかありません。

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み・・・道? 全然整備されてるわけじゃないんですね。
山道つーか獣道つーかw

しばらく登っていくこと数分。やっと展望台らしき開けた場所が見えてきました。

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登りきってみると、展望台っていうかこれは・・・

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崖じゃねーか!!!www
申し訳程度にセメントで盛られたところから一歩踏み出したら真っ逆さまですよ。勢い良く突っ走ったら超危険ww

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しかし眺めは絶景かな絶景かな。
急な斜面を登ってきた甲斐はあるというものです。

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方角的にはこちらが雨飾山のほうですね。
秋になったら紅葉で彩られたりするんでしょうねぇ。

宿泊しても登ってきた人だけが得られる特権的な眺めなのは間違いないので、ぜひとも朝の運動代わりに登ってみると良いと思います。

雨飾荘よいとこ一度はおいで

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美味いメシと温泉と絶景とが一度に味わえる雨飾荘。
これは小谷村に来たならばぜひとも宿泊しておきたい宿ですね。

スタンダードなプランなら一泊二日13500円〜と、結構リーズナブルなのも魅力的。
冬季は豪雪のために営業していませんので、行くなら紅葉シーズンまで。
公共のバスもここまでは路線が来ているので、電車を乗り継いで旅をする人も訪れやすいですよ。


小谷温泉最奥の湯 雨飾荘
長野県北安曇郡小谷村大字中土18926-1
0261-85-1607

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