iモード検索の仕様がいろいろと変更されている件
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docomoユーザーだったら、まぁ間違いなく1度は利用しているはずのiモード検索。iボタンを押すと最初にアクセスされるこの画面から検索するという人は少なくはないでしょう。
そんなiモード検索ですが、本日から検索の仕様変更が行われています。
何気に結構いろいろと変更がされていて、もしかしたらこれまでとの違いから、若干使用感に戸惑う恐れもあるかもしれません。
というわけで、ちょっとその変更点についてまとめてみました。
検索エンジンの変更
これまでdocomoのiモード検索に使われていた検索エンジンはGoogleによるものでした。
それが今回の仕様変更に伴って、Googleからgooへと変更されています。
ただし、Googleは入っていないかというとそういうわけでもなく、PCサイト検索にはGoogleがそのまま使われていて、変更にどういう意図があるのかは解りませんが、モバイルgooの登録情報とかを有効に使えるようにしようとか、そういう理由なのかもしれませんね。まぁ同じNTT系なわけですし。
デザインの変更
今回の仕様変更でデザインもちょびっと変わっています。
グレー系の配色が採用されてるんですが、正直ちょっと違和感。
UI的には、内部リンクが追加されて、iメニューサイト、その他ケータイサイトの結果をスキップできるようになるなどしてます。
検索結果カスタマイズ機能の実装
今回の仕様変更で最も大きいのが、この検索結果カスタマイズ機能です。
検索結果のフッター部に、検索結果カスタマイズ設定というリンクが加わっています。これをクリックすると、
こんな感じで検索結果表示設定と地域設定というのが出てきます。この画面はiモード設定からも入れるようですね。
で、ここで検索結果表示設定が「区別して表示する」となっているんですが、これを「区別せず表示する」と変更することが出来ます。
iモード検索の結果は、上からiメニューサイト、その他ケータイサイト、PCサイトと区分けして表示されます。
これを区別せず表示すると、ケータイサイト、PCサイトという区分けのみになり、iメニューサイト(キャリア公式サイト)と勝手サイトの別なく、もろケータイサイトSEOが反映された検索結果が表示されてしまうようになります。
ユーザー側からすると表示される情報のまとめ化、より有用なケータイサイトの検索が可能になるといったメリットがあると思いますが、ケータイサイト運営側にしてみればかなりの死活問題になりそうですねぇ。
また、地域設定を行うことで、設定した地域に最適な検索結果を表示してくれるとのこと。
この辺も運用側はどうしたらいいか研究しないといけませんね、こりゃ。
クローラー仕様やIP帯域の変更は?
クローラーは確かに変更されていますが、仕様上は大きく変化していないようです。IP帯域もiモードセンターに紐付くので変更はありませんね。
ただ、クローラーはHTTPバージョンが1.0から1.1に、HTTPメソッドがGETのみに、robots.txtの条件数が最大512になったりしてます。
また、収集方式がこれまではメニュー単位の一括クロールだったんですが、ページ単位の分散クロールに切り替わってます。
ちょっとこのあたりについてはサイト側で多少の対応が必要かなぁ。
ちょちょっと簡単にまとめてみましたが、一応情報としてケータイサイトやってる人は認識しておいた方がいいと思いますよ。