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Apple Watchがディスプレイに触らず操作可能に? 強力なアクセシビリティ機能を発表

iPhoneにはいろいろなアクセシビリティ機能が提供されていますが、これらの機能を拡張して、Apple WatchやiPad向けに、これまでにない機能を追加することが、Appleによって発表されました。

運動障害や視覚・聴覚の障害、認知障害などを持つ人たちに向けて設計されたのが、今回発表されたソフトウェア機能群。

とりわけ印象的なのが、Apple Watchに搭載されるという「AssistiveTouch for Apple Watch」です。

Image Credit: Apple

もともとはiPhoneやiPadのアクセシビリティ機能として提供されてきたAssistiveTouchは、物理ボタンやジェスチャーなどで行う操作を、画面上に表示されるボタンから行えるようにするもの。
ホームボタン搭載のiPhoneでホームボタンが故障した際の解決策としても使われてきました。

そんなAssistiveTouchがApple Watchに搭載されます。これにより、装着している手を握ったり傾けたりすることで、その動作を検知、端末を操作することが可能になるとのこと。
Apple Watchに搭載されているジャイロスコープ、加速度計、心拍数センサー、機械学習を使用することで筋肉の動きや腱の微妙な動きを検出して実現しているそう。

身体を動かすことが不自由な人に向けた機能ではあるんですが、なんとも便利そうですね。

本機能はソフトウェアアップデートで実装されるとのことなので、次のバージョンであるwatchOS 7.5、あるいは次期メジャーバージョンであるwatch OS 8あたりで使用可能になるかもしれません。

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