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「Adobe Lightroom」がMac App Storeに登場 月額1100円で

とうとうMac App StoreにAdobeアプリがご降臨あそばれました。
Adobe CCのラインナップのひとつである写真管理・編集アプリ「Adobe Lightroom」が、Adobeの主要アプリとしては初めて、Mac App Storeのサブスクアプリとして登場したのです。

Mac App StoreにおけるAdobe Lightroom

WWDC 2018での約束が果たされた

Adobeのアプリ群は、以前からMacやiPhone、iPad向けにも配信されてきていますが、ことMacにおいてはライト版のみが展開されており、主要アプリの配信はAdobeの自社サービスのみでした。

しかし、Appleの開発者会議「WWDC 2018」にて、macOS Mojave 10.14で大幅に刷新されたMac App Storeとともに配信するという話があって、ユーザーが歓喜していたわけですけども、約1年という時を経て、ようやくその約束が果たされることになりました。

Adobe Lightroom は7日間の無料体験が可能

Mac App Storeでのダウンロードは無料となっており、それに加えて7日間の無料トライアル期間が設けられており、フル機能が利用可能です。
期間終了後、毎月iTunesアカウントで自動的に決済がされます。

気になる月額料金と解約方法は?

Adobe Lightroom のMac App Storeにおける月額料金は、現在1100円で設定されています。年額で支払うことも可能になっており、こちらは12800円です。ほんのちょっぴりだけお得ですね。

サブスクリプションの解約は、請求期間の終了する24時間前までにアカウント設定で自動更新をオフにする必要があります。
それよりも早いタイミングで自動更新をオフにしても、当月の請求期間の最終日まで利用可能。そのため日割り計算で返金されることもありません。

ただですねー。金額的にはAdobeの自社配信のほうが安く、Lightroom単体プランは月額980円(税別)ですし、フォトプランに至ってはPhotoshop、Lightroom Classicもついて月額980円(税別)なんですよ。
「それならAdobeの公式サイトから契約したほうがいいのでは?」という考えにもなります。

Mac App Storeでアプリケーションの一元管理が可能になるというメリットはあるものの、他のAdobe主要アプリが出てこないと、あまりそこのメリットも感じにくいというのが実情ではないでしょうか。

これからのMac App Storeにおいて、Adobe主要アプリの拡充が待たれるばかりです。

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