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東京湾フェリーで行く初夏の南房総ツアー! あの作品のロケ地になった旅館「さざなみ館」

東京湾フェリーさん主催による初夏の南房総ツアーレポート第5弾。
2日目、最後の旅程となったのは、富津の海辺にある老舗の宿「さゞ波館(さざ波館)」さん。こちらの鉱泉で日帰り湯を堪能させていただきました。
昭和6年創業。およそ90年近い歴史を持つ老舗の旅館ということもあって、その佇まいはなんとも言えない風情と情緒にあふれていましたよ。

老舗の景色を楽しめる和風旅館

パッと正面の外観だけだと、大きな邸宅然としていますが、まごうことなく旅館です。
立地ゆえ、釣り客の宿泊が多いことからなのか”釣り宿”なんて称していますが、中に入るとまさしく伝統的な老舗旅館なんですよ。

玄関をくぐったところから、早くも落ち着いた風情を感じさせます。

磨き込まれた床板の廊下

ちょっとした舞台が設えられた部屋があるのですが、その舞台上に鎮座しているのがこちらのピアノ。

鍵盤蓋に「Richtone」と書かれていますが、このピアノの製造元は松本ピアノというメーカー。明治時代から戦前にかけて国産のピアノやオルガンを製造しており、ヤマハの前身である山葉と並ぶ全国的に有名なメーカーだったそう。

調べてみたら、元は谷崎潤一郎が娘のために注文したピアノだそうで、娘が結婚した際にメーカーが預かっていたものを、縁あってさざ波館さんが購入したんだとか。うーむ、そんな謂れがあったとは。

実は「永遠の0」のロケ地だったりもする

で、こちらの旅館なんですが、やっぱり画的に映えるということもあってか、映画やドラマのロケ地としても使われることが多いようです。中でも代表的なのが「永遠の0」。

と言っても映画のほうではなく、テレビ東京(TX)開局50周年記念として3夜連続放送されたドラマスペシャルのほう。向井理主演だったやつですね。

そのワンシーンで使われていたのがこの一角だそう。

全体的にモダンで趣味がいいんですよねー。画的に使いたくもなるよなぁ。

コーヒー色の鉱泉超音波風呂

で。肝心の温泉ですよ温泉。

廊下をずーっと進んでいくと、その最奥に見えるのが、さざ波館の鉱泉海の幸。

お湯の色は茶色っぽく、コーヒーを思わせる濃さ。

いいっすねー、昼風呂。
あまり時間はありませんでしたが、時間の許す限りゆったりのんびりさせてもらいました。お湯はつるつるとした肌触りでしたねぇ。

機会があればぜひ宿泊で訪れたいものです。

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