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「Site Kit」 Googleが各種レポートを統合して閲覧できる、WordPressプラグインの開発ベータ版を公開

WordPressにおけるGoogleの存在感が日増しに増えている気がします。
このたびGoogle公式のWordPressプラグイン「Site Kit」の開発ベータ版を公開しました。
Site Kit は、Search Consoleや、Analytics、Adsense、そしてPage Speed Insightsのレポートを、WordPressの管理画面からまとめて閲覧できるようにするものです。

Google公式のWordPressプラグイン「Site Kit」の画面

Site Kit の導入はWordPressサイト運営者に欠かせなくなる?

このたび公開された「Site Kit」ですが、2018年末に開催されたWordCamp USで発表したもので、現時点ではまだ開発者ベータ。そのため、ダウンロードして導入するのは時期尚早とも言えます。

しかし、WordPressを利用しているサイト運営者のほとんどにとって、欠かすことのできないプラグインになるかもしれません。

上述したように、Googleが公式に主導して開発を進めているWordPressプラグイン。
管理画面内で、Googleが提供しているSearch Consoleサチコをはじめとして、Analytics、Adsense、Page Speed Insightsといった各種ツールに、それぞれログインせずとも確認・操作ができるようになるという強力なツールなわけです。

また、タグマネージャやサイト改善に役立つOptimizeの設定も、プラグイン画面で実行可能になるとのことなので、WordPressサイトの運営者にとっては必須プラグインになるのではないでしょうか。

各ページ別の情報もツールバーで確認できる

ユーザーによっては、邪魔に思って非表示にしてしまうこともあるWordPressのツールバー。こちらにも大きく利便性の上がる機能が追加されてきます。

Site Kit を導入することで、ツールバーから直接、しかも個別のページごとの統計データを確認できるとのこと。これは使いやすそうですね。

個人的には、このあたりの機能がAMPページを開いたときにも有効だと嬉しいですね。AMPプラグインとも結びついてくれれば可能になるでしょうか。

正式版のリリースが待ち遠しい

今のところは開発ベータ版ということで、現在稼働しているWordPressサイトの環境に導入するのは、リスクがある可能性も高いということで、あまり進んでインストールをしようとは思えないのですが、近い将来、正式版がリリースされた暁には、ぜひとも導入してみたいところ。

Search Console、Analytics、Adsense、Page Speed Insightsは、当然利用していますが、それぞれログインして確認するのは、なんだかんだでとても億劫になることが多いんですよね。

それにデータ的にも見逃すことだってあるかもしれない。
それがWordPressの管理画面で一括で、なおかつそこそこ細かくわかりやすいかたちでまとめられているとなれば、サイト運営が非常に効率的になるのではないかなと思うわけです。となると、正式版の早期リリースはやはり期待したいところ。

正式版の登場が今から待ち遠しいです。

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