これで解約金の心配なし? docomoが契約満了月を通知するようサービスを拡充させたぞ
ある意味、ユーザーが待望していたと言えるサービスが拡充されましたね。
これまで自分が意識して確認する必要があった契約満了月を、利用額とともにメールで通知してくれるようになるそうです。
まぁ、一応事前に登録しておかなければなりませんが。
これまで、更新・解約のタイミングを知るサービスがなかったのもどうかとは思うんですが、かねてよりあったユーザーの声に応えるかたちで、ようやく実現したみたいですね。
以下は登録した場合に届くメールのサンプルです。
via. 報道発表資料 : 「ドコモご利用額お知らせメール」をサービス拡充 | お知らせ | NTTドコモ
まぁdocomoに限った話でもないですが、2年縛りというのは存外にやっかいなもので、解約のタイミングを逃すと、いわゆる違約金というか解約金が発生してしまうんですね。
実際、身内がキャリアを乗り換える際に、解約タイミングを1ヶ月過ぎて逃してしまい、その時は1万円弱の解約金を支払う羽目になってました。
契約満了が通知されるようになることで、ある意味無駄金を払わずに済むようになるのは、たいへん喜ばしいことなんじゃないでしょうか。
特に、最近は抱き合わせでキッズケータイやらフォトフレームやらを契約させて割引く商法も多くなりましたし、普段は全く必要ない回線が家庭内に眠っていたりするんじゃないですかね。
これらをうまく解約するためにも、契約満了のタイミングは知っておきたいところ。
「ドコモご利用額お知らせメール」は事前の登録が必要ですが、登録利用自体は無料ですし、「My docomo」やiモード版、spモード版の「ご利用料金の確認」サイトから、さくっと申し込みができるので、シュパッと登録しておくのをオススメします。
通知メールもケータイやスマートフォンのみならず、任意のPCメールも含んだ2つのメールアドレスを設定することができます。
それにしても、こんな通知サービスを始めるなんて、MNPによる転出件数にだいぶ危機感を持ち始めたんですかねぇ?
いや、もちろんユーザー目線に立ったサービスだなぁとも思うんですが、解約タイミングを敢えて受動的に知ることができるようにすることは、解約金がもったいないと思う人の乗換の意思をかなり大きく削げるでしょうし。
ユーザーの利便性を上げることを隠れ蓑にしたMNP歯止め施策の一環なんじゃないだろうかと勘ぐりたくもなりますな。