iPhoneの独占崩れる!? auが11月にiPhone5を発売する見込み
docomoどうするよどうすんのよ! という話が出てきましたよ。
日経ビジネスオンラインからの速報なのですが、なんとiPhone5が11月にもauから発売される見込みだという話が、ただいまネット上を駆け巡っています。
これが事実なら、3年間独占販売を行ってきたSoftBank Mobileの牙城が崩れることになり、docomoにとっても大きな痛手となることは確実じゃないでしょうか・・・。
日経ビジネスオンラインによると、
関係者によると、KDDIは米アップルと既に「iPhone5」の国内での販売契約を締結し、全国のauショップなどで11月頃から販売を開始する方向で関係各方面との準備に入っている。
via. KDDI、「iPhone5」参入の衝撃:日経ビジネスオンライン
とのことで、auは水面下でゴリゴリと交渉を進めてきたようですね。
3年前にiPhoneが発売されて以来、SoftBank Mobileは契約者数をメキメキと伸ばして、キャリアシェア数2位のKDDIを猛追していたわけですが、発売が事実ならばこの猛追を突き放すきっかけになりうると共に、docomoを抜く可能性も出てくることになります。
Windows Phoneの発売もあって、au人気も高まりつつあるところに、iPhone5の投入。
まさしくdocomo涙目になるのは必至。docomoユーザーも涙目必至です。
とは言え、日経ビジネスオンラインではこうも書かれています。
キラー端末であるiPhoneを獲得したことでKDDIが払う代償も大きそうだ。アップルはiPhoneを供給する通信会社に高いノルマを要求することで有名だ。その内容は明らかになっていないが、「ノルマには販売台数と通信料金の2つがある」(同アナリスト)という。
via. KDDI、「iPhone5」参入の衝撃:日経ビジネスオンライン
出荷台数と通信料金という2つのノルマをクリアする必要があるんですねー。販売台数は年間出荷台数の2割を出さなければならないとも言われているだけに、既存メーカーよりも露出を増やす販売戦略を実行しなければならないし、通常のパケット定額プランの価格よりも1000円ほど安い新料金プランの設定が必要になったりするしで、既存メーカーの反発や、半分以上の収益を占める通信費が減るリスクも考えられるわけですから、iPhone5獲得がメリットだけとは言えないのも納得。
まぁ、正式発表がされていないので、これが事実かどうかはまだ解りませんが、かなり確度の高そうな話ではあります。
いやー、しかしdocomoマジでどんすんだろ・・・。
一応まだdocomoもAppleとは交渉を重ねているという話ですが、iOS5のβ版ではSIMフリー端末でもdocomoのSIMを受け入れなくなったとかいう話もあるくらいですし、交渉がうまくいってない可能性を感じさせますからねぇ・・・。
これでdocomoも「11月に出すよ」なんてクールに決めたらシビれるなぁ。・・・まぁそんなことないでしょうけどね。