1日3杯以上のコーヒーを飲むことで失明リスクが高まる恐れ ハーバード・メディカル・スクールが発表
なんでもアメリカの研究機関が、全世界のコーヒー好きに衝撃を与える研究結果を発表しているじゃありませんか。発表したのはハーバード・メディカル・スクール。
どういうことかと端的に言えば、1日3杯以上のコーヒーを飲むことで、視力低下、さらには失明の危険性が高まるとのこと。
やべぇ。1日10杯以上飲んでるんですけど・・・。
米ハーバード・メディカル・スクールなどが、7万9120人の女性と4万2050人の男性、合計12万1170人のカフェイン摂取量と医療記録を解析した同研究によると、カフェインを摂らない人と比べ、1日に3杯以上コーヒーを飲む人は水晶体落屑症候群を引き起こすリスクが上がることがわかったそう。水晶体落屑症候群は、眼圧の上昇や視神経を傷つけ、緑内障の原因になるという。また、今回の研究では、世界で最もコーヒーの摂取量が多いスカンジナビア人は、緑内障を引き起こす水晶体落屑症候群を患っている人の割合が非常に高い(約50%)ことも判明したそうだ。
via. irorio
調査対象の人数がエグいほど多いです。
確かに何の因果か、僕自身ものすごく目が悪いわけですけど、コーヒーが原因だなんて・・・そんなあなた、まさか・・・。
以前ドライアイ改善に役立つとかいう研究結果が発表されてましたが、あちらは視力うんぬんではなかったしなぁ。
仕事に疲れたらホッと一息、コービーブレイクでリラックスすると気分転換になる。一杯のコーヒーは、休憩後の仕事への活力にもなるが、実はドライアイの改善にも役立つことがわかった。
via. 日刊!目のニュース
一般的にコーヒーに含まれるカフェインというのは、摂取後に脳血管収縮作用を持つことが知られています。一説によると、この血管収縮作用が目の血管にも影響を与え、視力低下や視野狭窄などを引き起こすという話もあるんですよねぇ。
もっともコーヒーは、そもそも嗜好品ではなく宗教的儀式の秘薬だったり、医療的なクスリとして珍重されていましたし、実際最新の研究によって死亡リスクの低下や、糖尿病予防、糖尿病改善などに効果が見られるなどしています。
毒と薬は紙一重とか言いますが、それはコーヒーにも当てはまるのかもしれません。
だからといってコーヒー飲まないとか飲む量減らすとか、そんなことは一切考えませんけどね。今もコーヒー片手に記事書いてるし。