裏地に萌キャラがプリントされた「痛スーツ」なるものが人気らしい
とうとうそんなとこまでいっちゃったのか・・・。というのが率直な感想なんですが、いわゆる萌キャラを装飾した「痛○○」のは色々とありますけど、そんな中にニューウェイブが登場してましたよ。
その名も「痛スーツ」。裏地に萌キャラがプリントされ、オタク紳士が大喜びすることは想像に難くないスーツです。
スーツの裏地を使って遊ぶというのは、日本だからこそ出てくるものかもしれません。
スーツではないですけど、江戸時代の頃に贅沢禁止のお触れが出た折、まぁそれらに反発する人たちが馬鹿正直に反抗せず、お上の目に見えないところに金をかける粋というのが生まれて、着物の裏地に華美な刺繍や装飾を施す文化へと流れていったんですな。
裏地に表地の数倍、数十倍の金を掛けるとか、スーツ発祥の欧米ではわかりにくい美意識ではありますが、金額云々を抜きにしてしまえば、欧米ではこうした裏地への細工に対する注目度が高いのも事実。
それもあってかこの痛スーツ、海外からの反応も上々なのだとか。
で、気になってくるのがこの痛スーツを考案した人は何者なのよ? ってことなのですが、どうやら創業50年以上の神戸にある仕立屋の3代目に当たる人らしいですよ。
まずはフランスで開催されるJapanExpoに出展し、スーツ文化の発展に寄与し続けるフランスから痛スーツを広めて行きたいという展望があるようで、その費用をクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」で募っていたりします。
目標金額200万円のうち、現時点でパトロンから寄せられた支援は15万弱ということで、まだ1割にも充たない状態。しかも募集期間が残り2日しかないとかどんだけ。
ちなみに、この痛スーツですが、注文するとなると本格的なオーダーメイドスーツのため、仮に注文するとなると5〜50万円になるとのこと。
技術ある仕立職人によるスーツですからねぇ。それくらいの価格帯になるよなぁ。
なお「CAMPFIRE」で10万円以上の支援をすると、JapanExpo仕様の痛スーツがプレゼントされるそうなので、その他様々なリターン含めて考えれば、通常注文より割安になるんじゃないかなと思われます。
僕自身は萌方面は全然興味ナッシングなのでアレですけど、この手のものがお好きな人は「CAMPFIRE」での支援や購入を考えてみてはどうでしょうか。