江戸三大祭り「山王まつり」最大の盛儀・神幸祭を見物して参拝してきた話
2014年6月13日から3日間に亘って開催された、江戸三大祭りの筆頭にして日本三大祭のひとつにも数えられる「山王まつり」を見物してきました。
特に今年は2年に1度の神幸祭が行われるということもあって、盛り上がりも凄かったですね。
「山王まつり」が開催されるのは東京・港区にある山王日枝神社。
できれば朝から見物したかったんですが、さすがにそんなわけにもいかず、山王まつり最大の盛儀である神幸祭の山車がココに戻ってくる時間に合わせることにしました。
神幸祭とは、徳川時代から続く祭礼行列。全国の神社の祭礼として行われています。
山王日枝神社の神幸祭は2年に1度のみ行われ、総勢500名ほどの氏子が300mもの御列を為して、御鳳輦(ごほうれん)2基、宮神輿1基、山車3基をほぼ1日掛けて、山王日枝神社から国立劇場、坂下門、東京駅、日本橋日枝神社、京橋、銀座、新橋を巡って山王日枝神社へ戻ります。
今年の山王まつりの日程表。祭自体は7日から始まっているんですね。
赤坂日枝神社に来たからには、やはり参拝もしておきたいということで、赤坂大鳥居から入って一度本殿側へ行って手水舎でお清めし、それからまた赤坂大鳥居側まで伸びる参拝行列に並びました。
この行列がとんでもないことになっていて、とにかくすごい待つ。ディ●ニーのアトラクションじゃねぇんだから・・・っていうくらい並ぶ並ぶ。結局2時間くらい掛けて参拝できましたよ。
並んでいる最中に、ちょうど神幸祭の御列が戻ってきました。
平安衣装に身を包んだ氏子の皆さん。朝7:30から約10時間に及んで練り歩いていたので当然のようにお疲れのご様子でした。
山車や宮神輿も帰参。
戻ってきた御列を見送って、再び参拝のために並び続けます。
並び続けること45分くらいで、ようやく山王日枝神社の参道に入る正門ともいうべき山王鳥居へ。
長い石階段の先に山王日枝神社の神門が見えます。
石階段を止まっては上り、止まっては上りと繰り返し、ようやく神門の目の前へ。
それにしても華麗な装飾ですよねぇ。神社は全般的にデザイン性に優れた建築物ですよホント。
そして神門をくぐり、社殿前へ。
社殿前には巨大な茅の輪が設えてあり、参拝の前に左回り2回、右回り1回して無病息災、延命長寿を祈願します。
うーん、社殿のあるエリアはやっぱり空気が違うなぁ。そりゃご神域なので当たり前なんですけど厳か。
で、さらにさらに並び続け、スタートから約2時間後にようやく茅の輪くぐりを済ませて参拝することができました。
参拝後は、神幸祭で巡幸してきた山車や宮神輿などが安置されているのを見ることができたので、そちらをパシャリ。
神門の横には奉納された酒樽が並んでるんですが、フィーチャーフォン向けサイトの制作などで関わりのある豊島屋さんの酒樽も。
金婚は山王日枝神社を始め、明治神宮、神田明神の東京主要三大神社全てに御神酒として収められている唯一の清酒です。
この日は少なかったですが、いろいろな屋台も出ていて賑わってました。
鮎の塩焼き、美味そうだったなぁ・・・。
また、参拝後は隣接する山王稲荷神社もぶらり。
千本鳥居・・・とまではいきませんけど、朱塗りの鳥居がズラッと並びます。
登り切ったところで盆踊りやってました。
ひと通り回って、ほぼ完全に日が落ちる時間に、山王鳥居から出て帰宅。
うーん、やっぱりこういうお祭りっていいなーと改めて確認できましたよ。
ところで、最後の写真になんかよくわからんものが写り込んでるんですよね。。何だろコレ。
写真の原寸サイズから切り出したんですが、なんでか石階段のこの部分だけ光ってるんですよね。
記憶の限りだとこんなふうに石階段が光ってる箇所なんかなかったしなぁ。
何かの反射? とも思いますが、反射にしてはなんか変。
ふーむ、何なんでしょうねぇコレは。
※この記事の写真と動画は全て、現在レビュー中の「ARROWS NX F-05F」にて撮影