Wikipediaが見やすく使いやすくなるChrome拡張機能「WikiWand」がイイね
Google Chromeの拡張機能「WikiWand」。
導入してから1週間ほど経つのですが、圧倒的に見やすいデザインがいいです。
調べ物をしていてWikipediaをよく開くという人で、常用するブラウザがGoogle Chromeだという人は入れておくといいと思います。
「WikiWand」とは?
「WikiWand」は、Wikipediaのデータを、独自に最適化したレイアウトと調整されたタイポグラフィーで閲覧することができるWebサービスです。
このサービスから提供されているのがサービス名と同名の「WikiWand」というGoogle Chrome拡張機能。
インストールしてWikipediaのページを開くと、自動的にWikiWandへアクセスし、上述したようにデザインされたページで閲覧することができます。
見やすく使いやすいデザイン
WikiWandの最たる特徴は、なんと言ってもやはりそのデザイン。
以下は普通にWikipediaにアクセスした際の「10月6日」のページです。
これがWikiWandのページで閲覧するとこのようになります。
ずいぶんと変わりますよね。ホワイトスペースがうまく取られていて、格段に見やすくなっています。ChromeやSafariで有効な-webkit-font-smoothing
を使って、ページ全体がアンチエイリアス化されているのもテキストの読みやすさを向上させてますね。
また、左サイドに目次が固定化されているので、読みたい項目をクリックするだけでサッとページ内アクセスできるのも使い勝手を向上させています。
また、自動リンク化されたキーワードにカーソルを合わせることで、そのリンク先の情報がツールチップとして表示されます。概要(キーワードによって一緒にサムネイル)も出るので、いちいちリンク先に行かずともキーワードの内容を軽く把握することができるのも、使いやすさを底上げするポイントですね。
調整可能なデザイン
WikiWandの見た目は、わずかな範囲でですが、ユーザーサイドで調整することもできます。
ページヘッダーのツールバーにある歯車アイコンをクリックすると、上のように設定変更のボックスが表示されます。
フォントをSerifにするかSansにするか、背景色を白にするか黒にするか、文字の大きさ、記事エリア周囲の余白幅を変更することができます。
シェアもラクラク
ヘッダーのツールバーからは、Twitter、Facebook、Google+、ついでにメールに対してページをシェアすることもできます。
ツールバーにあるシェアアイコンをクリックすると、上のように各ソーシャルメディアのアイコンが出てくるので、あとはシェアしたい先をクリックするだけ。
Wikipediaはサクサクとさまざまな情報を知ることのできる大変便利なサイトですが、その見た目に不満があるという人には、たいへんオススメできる拡張機能なのではないかなと思います。
Chrome拡張機能の他、Firefox版、Safari版の「WikiWand」もあるので、「えーChrome使ってないんけど・・・」という人は、そちらをお使いください。