Twitterがツイート数を取得できる「count.json」APIの提供やめるってよ
不思議なくらい騒がれてないんですが、多くのブログやウェブメディアで利用しているツイート数の取得ができなくなっちゃうんですよ。大悲報。
これまで非公式で提供されていた「count.json」が使えなくなる上に、2015年10月から提供される公式の新ボタンでもカウント数を見せないものになることが決まっているとのこと。まじかー・・・。
ブログやウェブメディアでは記事のツイート数って、「どれだけ話題になってるのか?」を表す指標としてわかりやすいものなんですよね。
そんなツイート数が出せなくなるわけです。ぬぐぐ。
僕がこのことを知ったのはこちらの記事。
昨日、打ち合わせの帰りに情報収集していてこれを知り、思わず「ほぁっ!?」と声を上げてしまいました。恥ずかしい。
確かにこの2〜3日、シェア数取得するプラグイン「SNS Count Cache」のキャッシュ取得状況が不安定だなぁとは思っていたのですが、どうやら「count.json」がすでに使えたり使えなかったりというのに起因しているのではないかと思われます。
The Tweet button has displayed share count over the last five years by querying a JSON endpoint hosted on various domains. These private JSON endpoints have been used by third-party developers over the years to retrieve a simple share count of any URL. These endpoints will be shut down next month when the Tweet button removes its share count feature.
A new design for Tweet and follow buttons – Announcements – Twitter Developers
そもそも「count.json」は非公式で提供されている・・・厳密にはユーザー側が勝手に使っていたものですから、今回の提供終了について文句を言うなど、天に唾する行為に等しいようなもんです。
それに、2年前にTwitterのAPI 1.0が廃止された折、「count.jsonも終了するのではないか?」と言われていたわけで、いつ消えてもおかしくはないAPIだったのも事実。今になって思えば安易に使うべきAPIではなかったのかもしれません。
対応策は・・・?
さて、おそらくは新ボタン提供と同時、あるいはそれより早くに廃止が確定した「count.json」ですが、それに併せて独自のシェアボタンを実装しているブログやウェブメディアは、何らかの対応策を講じなければなりません。
しかし、結論から言えばTwitterによって提供されるAPIの中には、ツイート数取得が可能な同種の機能というのは存在しないため、結論から言えばどうにもならないというのが現状。
唯一できることと言えば、「count.json」を使っている部分を削除するくらいしかありません。表示できないだけじゃなく、これのせいでサイトの表示に影響が出ることもあるので。
それにしても、ソーシャルボタンが並ぶ中、ツイート数だけない状態というのもどうにも不格好ですし、いっそのこと独自ボタンを実装している場合は、全ボタンからカウント数を抜いたデザインで組み直したほうがいいのかなぁと思ったり。
あるいはツイートボタンを公式・独自ともに排除しちゃいますかね・・・。