Amazonが新世代「Fire HD 10」、「Fire HD 10 Plus」を発表
エンタメ性や大切な人とのつながり、作業の効率化などを目的に新設計
リモートワークが定常化しつつありますが、それに伴ってタブレット需要が高まっている昨今。
我が家でも、先日妻さまがプライベートと仕事に使いたいからとiPadをおねだりされたんですが、これがまあ全然売ってないわけです。Apple Storeでさえ4週間待ち。で、方々回ってどうにか入手できたわけですが、それも最後の1台だったりして、身を持ってタブレットの人気がすごいんだなと実感しました。
そんなタブレットの代表格のひとつとも言えるのがAmazonのKindle Fireなわけですが、このたび新世代の「Fire HD 10」と「Fire HD 10 Plus」、キッズ向けの「Fire HD 10キッズモデル」が発表されました。
Fire HD 10はAmazon謹製のタブレット端末。10.1インチのフルHDタブレットです。
今回発表された新世代Fire HD 10は、オクタコアプロセッサ、3GB RAM、前世代より10%明るくなったフルHDディスプレイ搭載。最大12時間持続のバッテリーとmicroSDカードで最大1TBのストレージと、これまで以上に使い勝手の良いタブレットに進化しています。
また、上位モデルとなるFire HD 10 PlusはRAMが4GBになり、ワイヤレス充電にも対応。
Amazon認定のAnker製ワイヤレス充電スタンドを利用することで、スタンドに設置するとShowモードが起動。Alexa搭載のスマートディスプレイとして使うことも可能になります。
今回は、これに加えてエッセンシャルセットの提供も開始されます。
エッセンシャルセットは、Fire HD 10、あるいはFire HD 10 Plusに、Made for Amazonキーボード付きカバー、Microsoft 365 Personal 1年版をセットにしたものです。キーボードは日本語配列とのこと。
主には仕事に用いることを想定したセットといえますね。
iPadのSplit viewのように2画面表示機能も搭載されているので、なかなかに効率的な作業ができるかもしれません。
キッズ向け「Fire HD 10キッズモデル」も発表
新世代のFire HD 10をベースにしたキッズモデルも同時発表されましたが、スペックについても新世代Fire HD 10に準じるものとなっています。
3歳から12歳までを対象に、スカイブルー、アクアマリン、ラベンダーの3色用意された持ち手付きのスタンド付きキッズカバー、1年間使い放題の「Amazon Kids+」、2年間の限定保証がセットになっています。
「Amazon Kids+」も今回の新世代投入に伴って、新たにコンテンツを拡充。
6〜12歳を対象に、子どもっぽさを抑え洗練されたデザインのUIを用意。長期間に亘って楽しめるようサービス強化を図ったとのこと。
また、USEN協力の下、オリジナル音楽アプリ「USEN Kids」がAmazon Kids+に登場するとのこと。
なお、新しくなるAmazon Kids+は、既存のFireキッズモデルでも利用が可能で、Amazonペアレントダッシュボードからアップデートすることができるそうです。
新世代Fire HD 10は15980円から
新世代Fire HD 10はブラック、デニム、オリーブの3色展開。32GBモデルは税込15980円、64GBが税込19980円となります。Fire HD 10 Plusは32GBモデルが税込18980円、64GBモデルが税込22980円にて販売されます。
エッセンシャルセットは税込24980円から。
また、Fire HD 10キッズモデルは税込19980円となります。
予約はすでに始まっており、出荷開始は5月26日を予定しているそうです。
Fire HD 10、及びFire HD 10キッズモデルについては、エディオン、ケーズデンキ、コジマ、上新電機、ソフマップ、ビックカメラ、ヤマダ電機でも5月下旬から順次発売され、店頭でも購入が可能になります。
個人的にも結構気になっている今回の新世代Fire HD 10シリーズ。
妻さまにはiPadをプレゼントしたし、僕の個人使用目的でエッセンシャルセットを、ムスメさんにはまだ早いかもしれませんが、キッズモデルを買ってもいいかもしれないなと思っています。