Facebookがライブ・ビデオ機能を全ユーザーにロールアウト開始 → 早速使えるようになってた
ライブ配信といえば最近は「Periscope」がじわじわと人気になっていましたが、ここにきてFacebookが2015年8月に著名人やジャーナリストのみに公開していたライブ・ビデオ機能を、今日から米国の一般ユーザー(iOSに限る)に対し公開し、徐々に世界中へロールアウトしていくことが発表されました。
ところがもう日本でも使えるようになってきてましたよ。
Facebook ライブ・ビデオ機能
Facebookのライブ・ビデオ機能は、Facebookアプリを通して、Facebookのタイムラインでライブ配信できるというものです。
この機能は2015年8月、米国の著名人やジャーナリストのみ利用可能な状態で静かに公開されたもので、「Periscopeならぬ”Facescope”か?」みたいなことが言われていました。
そんなライブ・ビデオ機能がとうとう一般ユーザー向けに公開されたんですね。
本日から米国内のiOSデバイスを利用するユーザー向けに全公開され、今後数週間かけて全世界にロールアウトされます。
日本でもすでに一部は使える模様
まずは米国内ということで、日本ではまだ先かな〜、なんて思ってたんですが、この発表を読んですぐに手元のiPhoneで確認してみたところ、なんとすでに利用できるようになっていました。
近況アップデートの入力エリアをタップして開いてみたところ、キーボードの上にあるアイコン群に見慣れないものが。そう、これが新機能の「ライブ・ビデオ」。
早速タップしてみると、
このように新機能の簡単な説明が表示されます。
この説明によると、リアルタイムにライブ中継された動画は、ライブ終了後に自動的にFacebook上に保存され、タイムラインに投稿されるという仕様のようです。
「Periscope」と違って閲覧可能な時間設定というのはないみたいですね。
ライブ配信を行う前に、配信する内容を入力したり、Facebookでの公開範囲を指定し、[ライブにする]をタップします。
するとこのように動画がライブ中継されます。左上には中継している時間と視聴者数が表示され、リアルタイムにコメントも表示されます。
ちょっとだけ使ってみた感じなので、もっと長めに視聴者からコメント飛んで来るようなライブ配信を実施してみないとわからんのですが、コメントには「いいね!」でこちらからも反応を返せるようです。
ライブ配信を終了させると、上述したように自動的に動画がタイムラインに投稿されます。「Facebook上に残したくないなぁ」という人にはちょっと微妙すぎるところではありますが、まぁそこはFacebookとPeriscopeの方向性の違いということで納得するしかありません。
なお、ライブ配信した動画は[動画をカメラロールに保存]というのをオンにすることで、端末内に保存することもできます。
あまり長尺だと容量がバカでかいことになるので、このあたりはその時々に応じて適切に選んでいきたいところですね。
で、こちらがライブ配信後にタイムラインへ投稿されたもの。配信前に入力した配信内容のテキストとともに指定した公開範囲へ向けて公開されています。
いやはや、何にしてもFacebook上からライブ配信ができるようになったということで、Periscopeとうまく住み分けた使い方をしていきたいものです。
イベント記録のようなずっと残しておきたいものとかはFacebookで、プライベートで残さなくてもいい、あるいは残しちゃいけないような何かについてはPeriscopeで配信するというようなことが基本になりますかね。
ただ、Facebookの場合、常に最新の情報がフィードに出てくるわけではないので、そういう意味ではPeriscopeと違って視聴者を集めにくい可能性もあるのかなという気がしないでもありません。
このあたりは今後の経験で探っていくしかないかなと思います。