【閉店】「セルフキッチン」はみんなで料理を楽しめちゃうシェアスペースなのです (東京・東中野)

東中野に客自ら料理を作ってワイワイできる場所があるのをご存知でしょうか?
その名も「セルフキッチン」。東中野駅東口から徒歩1分の場所にあるシェアスペースです。旧店名の「清貧」のほうが知ってるという人も多いかもしれませんね。
以前から興味はあったのですが、なかなか機会がないままだったんですけど、今回うまいことタイミングが合ったので、男女4人で遊びに行ってきました。

セルフキッチン

今回は写真少なめ。あんまり店内の写真を撮っていないので、どんな場所なのか雰囲気を掴みたいという人は、セルフキッチンのウェブサイトを見てもらったほうがいいですね。

セルフキッチン は飲食店ではなくシェアスペース

「セルフキッチン」は料理を食べたり酒を飲んだり、設置された共用スペースでゲームや楽器を楽しんだりすることのできる場所なのですが、業態としては飲食店ではなくレンタルシェアスペースになります。

基本的に料理は外から持ち込むか、あるいは食材を持ち込んで併設されているキッチンで客自ら作ることになります。

入店時、あるいは予約時に、キッチンを利用するかしないか伝えることで利用料も変わってきますが、一番オトクなのはあらかじめ料理を作ったり、買ったりして持ち込み、テーブルのみ利用するプランですね。
ドリンクに関しては店内でキャッシュオンで買うのが安いと思います。

あくまでもレンタルシェアスペースなので、使い方も自由。貸し切ってイベントに利用したり、テーブルの一角でパーティやゲームを楽しむということも可能。
設備的なところをざっと見た限り、イベントやるのにもなかなか使い勝手は良さそうかなと思いました。

まさしく店名通り セルフキッチン

今回の利用は、最初から自分たちで料理を作って楽しもうというのが大前提としてあったので、予約の段階でキッチンを利用することを伝えていました。
ということで、予約した時間の1時間前に東中野駅に集合し、セルフキッチンのある東口とは逆の西口にあるサミットにて食材を買い込んでいきました。

周辺には他にライフやイオン系列のまいばすけっとなどがありますが、駅から最も近く、なおかつ値段もそこそこお安めで鮮度のいいものが置いてあるサミットを利用するのがいいと思います。

調理開始

ということで、持ち込んだ食材を使って調理開始。

オムライス部部長

男子だって負けじと料理します。

僕も料理しましたよ。一応これでも料理するんです。

さて、これらの写真を見てもらえるとわかりますが、コンロは完全業務用。火力は家庭用と比較して非常に強いです。
それに点火も家庭用とは違って、チャッカマン使ってガス栓ひねるやり方。まぁ、このあたりは調理前の利用ルール説明時にレクチャーしてもらえるので、レクチャー通りにやれば危なくはありません。

セルフキッチン

着々と調理が進みます。

なお、キッチンには食器類はもちろんですが、料理に必要な調味料類はあらかた揃っています。また、食材も多少あって、これらは伝票付けてもらってラストに精算するということも可能。
ただ、3月以降は食材販売がなくなるかもとのことでした。

それにしても調味料の数は結構ありましたね。行く前はあれこれ買っていくほうがいいかなーと思ってましたが、ほとんど買わずに済むレベル。

また、使用したキッチンと調理器具類は、当然ですが利用者が責任持って片付けなければいけません。最後にチェックも入るので、調理中に出た洗い物はさくさく洗っていきましょう。

作ったご飯を食べよう

入店時に決めたテーブルに、できた料理を次々と並べてみた結果がこちら。

完成した料理の数々

4人分とは思えない分量www
いやー、買い物してる時は、足りるかな・・・と思ってましたが、予想以上に品数も量も多くなってしまいました。

セルフキッチン

こちらはオムライス部部長によるお手製オムライス。
牛乳を加えた卵に包まれたチキンライスにも使われたケチャップはこだわりのようで、生のトマトをまるごとすりおろしてケチャップで味を整え、一度火にかけたものとなっています。

セルフキッチン

女子お手製のナスとピーマンの揚げびたし。大根おろしでやさしい味わいに仕上がっておりました。そしてナスを揚げたものはやっぱり大正義。

セルフキッチン

女子によって切られた材料を僕が炒めて味付けしたきんぴら。
しょっちゅう家で作ってるのですが、この日は女子希望による蓮根が入っておりました。やっぱり蓮根入れたほうが美味しいな。今度から入れるようにしよう。

セルフキッチン

昼間でしたが、酒飲むことを前提に、アテになるものが欲しいなぁと思っていたので、長芋とホワイトマッシュルーム、ブラウンマッシュルームをバター醤油でソテーしました。仕上げに乾燥パセリ。青のりではありません。

セルフキッチン

こちらは女子による大葉の豚肉巻き。ちょい多めの油で小麦粉をまぶしてから揚げ焼きにし、醤油とおろし生姜を煮詰めたところに入れて絡めたやつ。
簡単なのにご飯にピッタリの味わいで、これは家で作りたくなります。
豚肉と大葉に加えてチーズを巻いてもいいかもだなー。

セルフキッチン

女子から要望いただいて作ったブリ大根。
いつもはブリのアラで作ってるんですが、面倒な下ごしらえを省くこともあり、切り身で作ってみました。

味付けから何からいつも僕が作るまんまでやや不安なとこもありましたが、お世辞でも美味しいと言っていただけたので一安心。

ご飯も美味しいけどみんなで料理するのが楽しい

できあがった料理を食べるだけでも美味しいし楽しいんですが、やっぱりワイワイと料理する時間というのが、思った以上に楽しかったですね。

人によって料理の手癖みたいなのがあるので、そういうのが見られるのも個人的には面白かったです。そういうふうにしてるんだーとかね。

なんか、学生時代の調理実習を思い出しちゃいましたよ。

おうちパーティーで手料理を作ってみんなで楽しみたいけど、一人暮らしのスペースじゃ難しいという人には、セルフキッチンのようなシェアスペースを使うのがおすすめですね。ひとりで作るわけじゃなく集まった人でみんなで作るから、楽しさ倍増だと思います。

多分普通に飲みに行くよりも割安

これは確実にそう。
確かに飲みに行っても激安のところってのはあるんですけど、単純に居酒屋いくよりも安く上がると思います。

今回のケースですが、まずシェアスペースの空間利用料として3時間の利用で1人あたり1800円。でもって食材がだいたい1000円くらい。
これに店内のドリンクをちょっと頼んで1人500円くらいなので、およそ3200円くらいですかね。

今回はちょっと食材の量を見誤ってるところがあるので、多分適量で作るか、一緒に行く人数が増えればその分1人あたりの料金は安くなるんじゃないかと。

そこまで大幅に安く上がるというわけではないですが、普通に飲みに行くよりも楽しい時間を過ごせることを考えれば、全然アリなのではないかなと思いますよ。

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