docomo、iPhoneで「おサイフケータイ」が使える外部独立デバイスを発表

内蔵できないなら外部でいいじゃない。というのを地で行きましたね。

docomoが長いこと展開しているおサイフケータイサービスを、iPhoneでも利用できるようにする独立型外部デバイス「おサイフケータイ ジャケット01」を発表しました。

おサイフケータイ ジャケット01

おサイフケータイ ジャケット01

フィーチャーフォン全盛の頃に開発され、どの端末にもほぼデフォルトで搭載されるようになった非接触式ICカード「FeliCa」を利用したdocomoの「おサイフケータイ®」サービス。

ICカードがハードウェアとして内蔵されていないと利用できないため、iPhoneでは当然のように利用することができませんでした。

そんな現状を打破し、iPhoneに乗り換えたdocomoユーザーが、フィーチャーフォンの頃から便利に使ってきたであろう、おサイフケータイの各種サービスを利用可能にし、今またおサイフケータイを復権させようじゃないかという狙い(があるのかどうかは定かじゃないけど)で開発したのが、今回発表された「おサイフケータイ ジャケット01」です。

相変わらずネーミングセンスないなdocomoは・・・。

ケースからも独立しているデバイス

上の写真だとわかりにくいですが、「おサイフケータイ ジャケット01」はケース型デバイスというわけではなく、ケースからも独立しているカードタイプのデバイスです。

おサイフケータイ ジャケット01

幅51mm、高さ86mm、厚さ4.2mmと割りと大きめ。重さも22gとそこそこあります。ケースからも独立しているため、デバイス本体にリチウムイオン電池が内蔵されているので、このサイズ感は致し方ないのかもしれません。

なお、これを利用する場合、既存のiPhoneケースでは利用できず、別途発売される対応ケースを購入する必要があるとのこと。
だったら、ケースごと売ればいいのに・・・とも思いますが、docomo的にはiPhoneケースのメーカーサイドで対応ケースを出してもらいたいという思惑があるんでしょうね。出してくれるメーカーがあるかどうか微妙な気もしますが。

ちなみに、充電自体はiPhoneとは別途行う必要があります。
一度充電すれば約2ヶ月半稼働するそうですが、それにしても充電するのにわざわざケースからiPhoneを外して、デバイスを取り出して充電するという流れは、すごく面倒な気がしてなりません。

なんかもう少しうまいやり方なかったんでしょうかね。。

利用するには専用アプリが必要

おサイフケータイを利用するには、専用に開発されたiOSアプリ「おサイフリンク」をiPhoneにインストールしないといけません。

おサイフリンク

アプリとしてはBluetoothでペアリングさせる、それと対応サービスを設定するためのものという感じですね。
まぁ、FeliCaを内蔵しているAndroid端末とは違うので、こういうアプリが必須になるのは仕方ないんだろうなぁ。

ただ、こういう仕様にしてしまったからなのかもしれませんが、ユーザー的に激しく微妙なのが対応サービスなんですよね。
今のところ対応予定ということで名前が挙がっているのが、

  • 全日空「スキップサービス」(10月下旬対応予定)
  • ヨドバシカメラ「ゴールドポイントカード」(10月下旬対応予定)
  • docomo「iD」(12月対応予定)
  • JCB「QUICPay」(2014年度内対応予定)
  • Edy「楽天Edy」(時期未定)
  • ローソン「ローソンモバイルPonta」(時期未定)

の6サービス。docomoは自社のサービス展開だというのにiDが遅れて対応とかどうなんだろ・・・。

何よりも利用率の高いJR東日本の「Suica」に至っては、現在検討中ということで、今後どうなるかも発表されていません。

元々「Suica」はAndroidでも独自アプリをインストールして利用する必要があるので、要はJR東日本がこのデバイスのためだけにiOS版Suicaアプリを開発するメリットがあるかどうかですよね。
他のキャリアでも利用できるならまだしも、かなり限定的な状況にビジネス的な旨味があるのかどうか。

いずれ対応せざるを得なくなったらやる・・・という気がしないでもないかなぁ。


さて、発売時期はとりあえずもうちょっと先。2014年10月下旬となる予定だそうです。先んじて実機は幕張メッセで10/7から開催される「CEATEC JAPAN 2014」のdocomoブースで展示されるとのこと。

価格等については今のところ明らかになっていませんが、アホみたいな高額設定にはならないでしょう。つか2〜3万もするようなら絶対必要ないと思いますよ。

なによりせっかく薄型化されたiPhone6/iPhone 6 Plusが、装着した途端にそこらのAndroid端末以上に重く持ちにくい状態になってしまうわけで、iPhoneユーザー的にそこまでして無理に対応する必要があるのかどうかっていうね。。

うーん、このあたりのセンスがdocomoは微妙ですね。
果たしてどうなることやら・・・。

source: docomo