室戸ドルフィンセンターが台風被害からの復活のためイルカ募金を開始
2018年9月21日に発生し、西側を中心として各地に甚大な被害を与えた台風24号ですが、先日高知へ取材に行った際にお世話になった場所も大きく被害を受けました。それが 室戸ドルフィンセンター です。
台風被害により現在はやむなく休業中なのですが、復活の第一歩とすべく「イルカ募金」を募っています。夫婦それぞれの名義で僕らも募金したので紹介したいと思います。
室戸ドルフィンセンター
高知県室戸市の室戸岬にほど近い、海の駅とろむ内にある室戸ドルフィンセンターは、NPO法人室戸ドルフィンプロジェクトによって運営されている施設。
4つのプログラムを通して、社会地域の活性化、発達障害児への支援を目的に、子供から大人まで、飼育しているイルカと一緒に泳ぐなどの体験ができます。
高知市で行われたプレスツアーに参加するため高知入りしたのですが、前乗りして室戸市へ向かい、室戸ドルフィンセンターにお伺いしました。
ヨメデビさんは身体上の都合もあってドルフィンタッチを、僕はウェットスーツに着替えてドルフィンスイムをそれぞれ体験したのですが、イルカと間近で触れ合えるという得難い経験ができたのはとてもいい思い出です。
センター長の松島さん (kutaja) にはとてもお世話になりました。その節は本当にありがとうございます。
室戸ドルフィンセンターが遭った被害
台風24号によって、室戸ドルフィンセンターは施設全体が大きく損壊してしまったとのことでした。
高さ16.6mもある防潮堤を越波して、高波が幾度も施設を襲ったと見られていて、12m四方の鉄骨でできているいけすや、ポンプの配管なども破損。事務所棟も浸水してしまったそうです。
今回の室戸、すごかったです。 pic.twitter.com/5VX4BQS47z
— 松島玉三郎 (@kutaja) September 30, 2018
荒れ野に立つ。奈落に落ちた私。ここからの起死回生は何か?何かあるはずだ。 pic.twitter.com/lV7AEqxP6w
— 松島玉三郎 (@kutaja) October 1, 2018
かつて洗面台があった場所。 pic.twitter.com/bOOlYT7vyW
— 松島玉三郎 (@kutaja) October 2, 2018
幸いにも、飼育しているイルカ4頭は施設内のプールに避難させていたおかげで無事だったそうですが、施設としては営業ができないため、やむなく当面は休業することに・・・。
イルカ募金開始!
現在はごく一部をのぞき休業しながら、復旧作業が続けられ、イルカのトレーニングも再開されているとのこと。
そんな中、センター長の松島さんのご友人や、ニュース等で室戸ドルフィンセンターの台風被害を知った人たちから、毎日「寄付金はどこに送れば?」という問合せが届くようになり、急遽イルカ募金を募ることが決まりました。
運営元であるNPO法人や室戸ドルフィンセンターからではなく、周りの人々から自然とそういう声が集まって物事が動くとか。いいですよね。愛があります。
現状、営業できないことで売上も出ない中、イルカたちの飼育にかかる費用や、スタッフたちの人件費などを捻出しなければならないわけで、財政事情も逼迫してきます。
それでも完全復旧を成し遂げ、復旧後も引き続きドルフィンセンターを続けていくためにも、多くの人たちからの支援が必要です。
下記の口座にてご支援をお受けしております。
- 四国銀行室戸支店 普通預金 0388343
口座名義 特定非営利法人室戸ドルフィンプロジェクト 理事長植田新作- 郵便振替口座 01650 7 38500
口座名義 NPO法人室戸ドルフィンプロジェクト※郵便振替用紙のご用意があります。ご希望の方には郵送させていただきます。その用紙をお使いいただくと振替手数料が必要ありません。
金額については最低限いくらとか、そういう決めごとはありません。
支援できる範囲で支援していただければと思います。
なお、2000円以上の支援を行う場合、ドルフィンセンターとしては賛助会員としての扱いにしたいそうです。もちろん支援する側が望めばですが、支援後に住所氏名連絡先を、室戸ドルフィンセンターに伝えれば、会員証や年間フリーパスなどが送られます。
取材した僕やヨメデビさんとしては、これから産まれるベビデビさんが大きくなったときに、一緒にまた連れて再訪したいと思っていて、ぜひとも復旧して運営も継続されてほしいと願っています。
よろしければこの窮状を知った皆さんにも支援をお願いしたいところです。イルカ好きだけでなくにゃんこ好きにもぜひ。ドルフィンセンターにはにゃんこもおりますので。