発表間近! iOS 7を利用できるようになる機種と新機能の対応機種まとめ
いよいよ目前! iOSの最新バージョン「iOS 7」が発表されるまで、あとわずかとなったわけですが、現行機種のユーザーにとって気になるのが、自分が利用している機種がアップデートできるかどうか、最新OSにて搭載される新機能が使えるかどうかが気になりますよね。
ということで、そのあたりをまとめてみましたよ。
iOS 7へのアップデートができる機種
現行機種で「iOS 7」にアップデートできるのは以下になります。
- iPhone 4
- iPhone 4S
- iPhone 5
- iPad 2
- iPad (第3世代)
- iPad (第4世代)
- iPad mini
- iPod touch (第5世代)
とりあえず、ほぼ現状活躍中の世代ですね。さすがにそれ以前になるとスペック的に厳しいのは当然なので、対象外なのは仕方のない話。
iOS 7に搭載される新機能とその対応機種
カメラ新機能「スクエアフォーマット」とスワイプでのモード切替
「Instagram」などアプリで人気となったスクエアフォーマットの写真が、iOSの標準カメラで撮影可能になるんですね。
この「スクエアフォーマット」はカメラの機能切り替えで利用が可能になるようで、静止画・動画の切り替えを行うように、「スクエアフォーマット」にも切り替えられるようになるようです。
また、これまで利用するのに一手間必要だったパノラマ撮影も、同様に切り替えができるようになる模様。
さらに、切り替えはスワイプ操作で行えるようになるそうで、これまで以上に利便性が高まるのではないかと思われます。
画面を見ると「HDR」もカンタンにON/OFFできるようになるっぽいですが、これはどうなりますかね。
対応機種
iPhone 4 / iPhone 4S / iPhone 5
iPad(第3世代) / iPad(第4世代) / iPad mini / iPod touch(第5世代)
カメラ新機能「フィルタ」
さらにカメラには新機能となる「フィルタ」が搭載されます。
「Instagram」などのカメラと同様、静止画と新モード「スクエア」に適用することができるとのこと。
標準カメラで撮った写真を加工しようとなると、他のアプリを使わざるを得ませんでしたが、簡単な加工であれば、標準カメラでも十分可能になるということです。
しかも、加工しても後から自由に戻すことも可能なので、「この写真、もっとこうすれば良かった」的なときも安心です。
また、撮影前にどんな感じにフィルタがかかるのかリアルタイムプレビューもできるっぽいですね。
対応機種
【リアルタイムフィルタに対応】
iPhone 5 / iPod touch(第5世代)
【写真フィルタに対応】
iPhone 4 / iPhone 4S / iPhone 5
iPad(第3世代) / iPad(第4世代) / iPad mini / iPod touch(第5世代)
リニューアル「写真」アプリ
カメラの機能刷新に加えて、「写真」アプリもリニューアルされます。
写真に埋め込まれたEXIF情報を元に、「コレクション」「モーメント」「年別」といったグルーピングが可能になった新機能が搭載されるとのこと。
ネット上へのアップロードを前提に考えると、ジオタグなんかはオフにしてしまうので、正直そういう人にはあまり意味がなさそうな気もしますが、そこをオンにしておけば、写真を見返すのが楽しそうだなぁとは思います。
iCloudの共有フォトストリームも、これまで以上に使い勝手がよくなるんでしょうか?
対応機種
iOS 7対応 全機種
新機能「AirDrop」
写真、ビデオ、連絡先などをWi-FiやBluetoothを介して、カンタンに同じネットワーク内にいる人へ共有することができる新機能「AirDrop」。転送データも暗号化され、セキュリティも万全なこの機能は、個人的にもかなり使いたい機能。
しかし、利用できる端末にはかなり制限があって、僕が使っているiPhone 4Sでは利用できないっぽいです。悲しい。
対応機種
iPhone 5 / iPad(第4世代) / iPad mini / iPod touch(第5世代)
新機能「コントロールセンター」
軽い設定変更なども、これまで「設定」を立ちあげていじる必要がありましたが、新OSでは「コントロールセンター」という新機能で、ホーム画面からさっくり変更することができるようになるみたいですね。
機内モードやWi-Fi、Bluetooth、おやすみモードのON/OFF、AirPlayへの接続、さらには新しくフラッシュライトやタイマー、計算機などもここから立ち上げることができるとのこと。
対応機種
iOS 7対応 全機種
リニューアル「Safari」アプリ
iOSに標準搭載されているブラウザ「Safari」もiOS 7でデザイン・機能ともにリニューアルされます。
これまで検索とアドレスの入力フィールドは分かれていましたが、新「Safari」では統合されます。また、タブビューもこれまでとは異なったスタイルに。
目玉はiCloudキーチェーンでしょうか。
これまで「1Password」などが担っていたパスワード管理が可能になるという機能です。
パスワードジェネレータも搭載されているので、ついつい脆弱なパスワードにしてしまう人には嬉しい限り。
アカウント名やパスワードなど、情報はすべて256ビットAESで暗号化され、iCloudで共有できるようになるので、他のiOS搭載機種や、Macでも利用が可能。
Safariだけでなく、他のブラウザやアプリでも利用ができるのであれば、これはかなり注目の機能になるんじゃないでしょうか。
対応機種
iOS 7対応 全機種
もしかしたらまだまだ新機能は出てくるかも?
とりあえず、現時点でAppleが公表している情報を元に抜粋してご紹介しましたが、発表ではさらなる新機能の発表があるかもしれません。
まぁ、あったとしても最新機種となる「iPhone 5s」「iPhone 5c」に限定されたものかもしれませんが。。。
とりあえず、僕としては現在所有するiPhone4Sであと1年過ごすつもりなので、気になるのは新OSにアップデートして、どれくらいもっさり感が出るかという点。
あまりにももっさりし過ぎると快適さが損なわれるだけなので、正直アップデート自体、ちょっと様子を見ておきたいところではあります。
docomoからiPhone発売? という話もありますが、仮に発売されたとしても、docomo回線はAndroidでの実機検証やフィーチャーフォンでの実機検証に利用することが前提となっているので、機種変更するつもりはないんですよねぇ。
iOS 7の発表は待ち遠しいところですが、僕としては来年の発表のほうが待ち遠しくて仕方ないです。