WordPress 4.0 “Benny”リリース! 新機能を早速試してみた!
“Benny”キター!
先日RC版がリリースされた「WordPress 4.0」の正式版がリリースされました。
まだかまだかと待ち望んでいたメジャーアップデートですよ。
というわけで早速本番環境でアップデートさせてみました。
公式ブログによるリリース記事はこちら。
新機能の動画もあるので見ておくと判りやすいかも。
ということで、ダッシュボードには
とアップデートできる状態になったことが示されるようになりました。
現在ダウンロードできるようになっているバージョンを見ると、
WordPress 4.0-en_US
となっていますが、言語パックが今回のアプデの目玉機能と言ってもいいわけで、特に問題なくこのままアップデートしちゃってOK。
実際にアップデートしてみたら、プロセスに翻訳ファイル(ja)のアップデートがちゃんと含まれていましたから。
[今すぐ更新]ボタンをクリックするとサクッと更新が行われます。
一応ボタンを押す前にデータベース等のバックアップはしておきましょう。
アップデートが終わると自動的にログアウトされるので、ログインし直します。
これでWordPress 4.0が利用できるようになりました。
グリッドで見やすくなったメディアライブラリ
WordPress 4.0にアップデートしてもたらされる大きな変化がメディアライブラリですね。
以前までは記事一覧やページ一覧のように表示されましたが、今回のアプデでグリッド表示ができるようになっています。
もちろんこれまでのように一覧表示させることも可能です。
画像をクリックするとモーダルウィンドウで、添付ファイルの詳細を見ることができます。
画像のタイトルやキャプション、代替テキスト(alt)などもここで編集可能で、入力すると自動的に内容が保存されます。
また、画像を編集することも可能です。
画像縮尺の変更やトリミングのほか、画像の回転や反転といったことが、このウィンドウで実行することができます。
Embedが即時展開されるビジュアルエディタ
また、ビジュアルエディタにも大きな変化が。
と言っても、前からそうだったんじゃなかったっけ? っつー気がしないでもないんですけど、WordPressがoEmbed対応しているサービスのURLをコピーペーストすると、ビジュアルエディタ上で内容が即時展開されます。
YouTubeはもとより、Twitter、Flickr、DailyMotion、Imgur、huluなどなど。
4.0になってからはAnimoto、CollegeHumor、Issue、MixCloud、TEDにも対応しています。
Embed→即時展開の流れをキャプったものがこちら。
YouTubeはもちろんですが、昨日書いたように別途自分で対応したブログカードも、当たり前ですけどちゃんと展開されました。
プラグインがカードスタイルの表示に変更
ダッシュボードから新規でプラグインを追加する画面は、以前まではプラグイン名と概要、評価などがダダっと一覧で表示されるものでしたが、WordPress 4.0にするとガラッと変わって、カードスタイルで表示されるようになりました。
プラグインの表示件数は少なくなりましたが、ビジュアルも追加され、格段と見やすく探しやすいデザインになったのではないかなと思います。
というわけで、さらっと4.0になって変わったところを紹介してみました。
とりあえずアップデートをしてみてから、いろいろと触ってみましたが、本番環境でも今のところ特に問題なく動いていますね。
フロントの表示にも特に影響は出ていないようです。
個人的にちょっと注目してるのはカスタマイザーAPIですかね。だいぶテーマカスタマイザーで幅広い変更ができるようになるみたいです。
ちょっとまだいつになるかわかりませんけど、できれば年内中に一度オリジナルのWordPressテーマを開発・配布したいなと考えているので、しっかり仕様を確認しておきたいと思います。
Let’s Enjoy WordPress Blogging.