WordPress本の著者としてWordPress初心者にオススメしたいプラグイン18選
拙著「できる100ワザ WordPress」が出版されて、そろそろ半年。
その間にも、WordPressそのものや数々のプラグインがバージョンアップされ、新たなプラグインも登場してきています。
そこで今回は、2015年4月末現在における“WordPress初心者にオススメしたいプラグイン”をまとめてみました。
はじめに
拙著「できる100ワザ WordPress」では、第2章以降でいろいろなWordPressプラグインを紹介しています。
紹介しているプラグインは、もちろん個人的にオススメするものなのですが、出版から半年も経つと、新しいプラグインがいくつもリリースされてますし、アップデートによって、新機能を実装したプラグインもあったりします。
今回のエントリで、そこの差分を埋めるというわけではないのですが、そうした新しいものも交えて、現時点で初心者にオススメしたいプラグインを、目的別にまとめてみました。
多機能系プラグイン
JetPack for WordPress.com
拙著の中では部分的にしか触れていないのですが、これひとつ入れるだけで、新しい記事をソーシャルに自動でシェアしたり、無限スクロールに対応したり、関連記事を表示させたり、セキュリティを向上させたり、バックアップ(有料)させたり・・・などなど、さまざまなことが可能になります。
他にもスマホ対応や、OGP・Twitter Cardsへの対応、独自にテーマのCSSを書き換え可能にしたりなんてこともできちゃう。
ソーシャルメディア関連の機能もコレで十分。新しい記事を更新して各ソーシャルメディアに通知したり、記事にシェアボタンを設置することも、これひとつでOKです。
ただ、別途WordPress.comのアカウントが必要で、連携させなきゃいけないので、そこが初心者的にやや難易度高めかもしれません。
とはいえ、拙著で連携までの流れを詳細に解説してるので、それを参考にしてもらえれば導入はそんなに困らないと思います。
サイトの高速化に役立つプラグイン
Head Cleaner
サイト表示高速化のプラグインとして、あまりに有名。
以前、当ブログでは紹介しましたが、拙著では未紹介だったりします。
というのも、変に設定をいじると、他のプラグインとぶつかって表示に問題が発生する恐れがあったため。単純にページ数の都合もあったんですけど。
基本的に「パラノイアモードを有効」にしなければいいだけなので、初心者の人も入れたほうが良いと思います。
ShortPixel Image Optimizer
サイトの表示高速化において、基本とも言えるのが画像(メディア)の圧縮。
「ShortPixel Image Optimizer」は、この圧縮作業をアップロードと同時に自動でやってくれるプラグインです。
拙著では同種のプラグイン「EWWW Image Optimizer」を紹介しています。
「ShortPixel Image Optimizer」は、導入に専用のAPIコードが必要と、少し手間は掛かりますけど、圧縮前のファイルをバックアップしてくれますし、何より圧縮率が高いのに画質もそこそこ良いという利点があります。
Zen Cache
WordPressサイトの表示高速化において、ほぼ必ず紹介されるキャッシュプラグインですが、拙著ではコラムで紹介するにとどまっています。
キャッシュプラグインは、割りと設定が難しいのもあって、書籍内で紹介しようとすると、どうしてもページ数を食ってしまうという理由もあって見送ったのですが、「Zen Cache」は、そうした難しい設定がいらないキャッシュプラグインなのです。
プラグインをインストール→有効化
っていう流れだけ。とても簡単。
ただし、細かい設定はできませんし、ページキャッシュとブラウザキャッシュしかできないという欠点もあります。
とは言え、初心者的にはこれで十分とも言えますね。