docomoがTwitterと戦略的提携し今夏からサービス提供を開始
docomoがTwitter社と戦略的提携をすることが本日発表されました。
Twitterのツイートをdocomoの各種アプリケーションに活用するなどの他、docomoのフィーチャーフォンとスマートフォンにdocomoとして開発提供するTwitterクライアントアプリをプリインストールするなどしていくそうです。
あんまり驚くような話ではなく、まぁ流れとしてこうなるだろ、というのはある程度見込んでいたことなんですが、そうかーdocomoになったかーという感じですね。
ケータイとTwitterの相性の良さというのは、もう既知のこと。
ケータイがあるからこそいつでもどこからでもツイートできるわけです。というか仮にケータイではできないなんてことになってたら、それこそ日本でTwitterがここまで拡がることはなかったでしょう。
そういう意味では、モバツイの存在って凄い大きいんですよね。個人的にはモバツイがなければここまで拡がることはなかったと思いますよ。
Twitterがオフィシャルで日本のケータイに対応させるという流れには必ずなっていたでしょうけど、モバツイがなければ、この規模になるまでもっと時間が掛かっていたはず。
で。
docomoの提携なんですが、直近で提供されるのがiモード検索の検索結果画面に関連性のあるツイートやユーザー、コンテンツを表示するというもの。
今でも検索すればそれなりに出てくるわけですが、検索結果の中に人物関連情報という項目を用意し、そこにユーザーやツイート、コンテンツを見せるようにするわけですね。
iモードには、今夏からそのスタイルで提供していくそうです。
また、公式のクライアントアプリも提供することが決まっています。
これの目玉と言えるのは、iCカード(おサイフケータイ)を使ってタッチするだけで相互フォローができるという機能でしょうか。
リアルで会った人とフォローしあうということになったとき、ユーザー名を聞いたりしてその場でフォローするとか、帰宅後にPCからフォローするとかそういう感じになるわけですが、ケータイ同士を重ねるだけでフォローができるようになると。
これについては、実は結構みんな考えていたことで、実際にできないかなぁというのを打ち合わせで話す機会もあったんですが、あいにくiCカード周りの仕様が不明瞭なところがあって、勝手サイトとして機能提供するのは、かなり難しい状態だったんですね。で、それをdocomoが実現させると。
つっても、今回はそもそもがキャリア主導なわけですから、それくらいやらんといかんとは思いますけど。
アプリについては今のところ提供時期は決まっていませんが、割と速い段階で実現させるのではないかと思われます。
来週月曜日の新端末・新サービス発表会で、さらなる発表もあるかもしれませんが、とりあえず現段階で明らかになっているのはこの程度ですね。
一応、docomoとしては今後Twitterを取り込んだサービスの開発を進めていくそうですから、標準的にTwitterと連携するソーシャル電話帳機能とか、普通に全機種搭載されたりするんでしょうね。ふーむ。