TwitterがInternet Explorer 6及び7の「Twitter for Websites」サポートを終了
バージョンの古いブラウザを使っている人は要注意。特にIE。
このたびTwitterが、ウェブサイトにツイートボタンやフォローボタン、ツイートの埋め込みといった機能を提供している「Twitter for Websites」のIE6/7向けサポートを、2013年5月13日で終了することを明らかにしました。
Twitterのツイートボタンが提供され始めたのは2010年。
この頃はIE6ユーザーもまだまだ多かったんですが、それから3年も経過するとアップデートも進み、IE6の利用率も減ってきました。
Twitterとしては「新しいブラウザの技術はより早く小さなコードを書けるようになる」ということで、IE6とIE7へのサポートを打ち切ることに決めたようです。
まぁ、元々Twitterは機能の一部がIE6/7とは互換性がないと言い切っていて、IE6/7でアクセスするとモバイル版Twitterが表示されるようになっていましたからねぇ。
ウェブの技術力は日進月歩。
先日、jQueryのバージョン2.0が発表され、IE7どころかIE8以下のサポート廃止が明確となりました。
2013年後半以降は、HTML5の時代がますます本格的になってくることでしょう。
未だにIE6/7を利用している人はバージョンアップしない限り、どんどんと取り残されていくことは間違いありません。
一部の人は、「えっ、まだIE6とか7とか使ってる人いるの?」と驚きになるかもしれませんが、これがまだ結構いるんですよねぇ。。
ちょっと小さくて申し訳ないですが、上の図はモバデビにおける1ヶ月のアクセスユーザーのブラウザバージョンから、IEだけ表示してみたところです。
現在、IEユーザーで最も多いのがバージョン9.0の利用者。IE全体の半数を超える人たちが使っています。次いでjQuery2.0でサポート終了が決まっている8.0、続いて最新の10.0、この下に今回Twitterがサポート終了を決めた7.0、6.0と並びます。
7.0が全体の約4%、6.0が約3%と、決して数字としては大きくないものの、まぁそれなりにアクセスがあるんですよね。
つーか、うちのブログはIE6とIE7を早々に見限っているので、正直まともに表示されてるとは思えないんですけど。
「普段はほどんとインターネット使わないから」とか、「会社のPCでバージョンアップできないから」とか、「使い慣れてるブラウザだから」とか、「バージョンアップってどうやんの?」とか、いろいろ理由は考えられますが、やっぱり古いブラウザはセキュリティの面から言っても、かなり微妙ですからねぇ。
ブラウザのバージョンアップは無料なわけですし、早々のアップデートをしておくべき。
IEなんかよりもChromeとかFirefoxとか、IEではないブラウザを利用すべきだと個人的には思っているので、むしろブラウザの乗換を検討していただきたいですね。
今回のようなWebサービスのサポート終了をきっかけに、ブラウザのバージョンアップや乗換を意識的に進めていってもらえればいいんですが、現実はなかなかうまく行かないんでしょうな。
via. Deprecating IE6 and IE7 support in Twitter for Websites (TFW) | Twitter Developers