「道の駅おたり」が充実しすぎ! 寝泊まりできたら最高な件
長野県のおたり振興公社さんと道の駅おたりさんからご招待いただいた二泊三日旅。
白馬駅にて合流したあとは、ツアーメンバーとともに移動し、最初の目的地「道の駅おたり」さんへお邪魔させていただきました。
なんでも関東道の駅アワード2014というやつでプレミアム30に選出されたこともあるんだそうな。よくわかんないけど、なんか凄そうですねぇ。
白馬駅から移動すること25分ほどで到着。
バスから降りると、すでに空気が平地と違う。なんとも心地良い涼しさです。
鬼の厨でかまどごはん!
まずはお昼ごはんをいただきましょうってことで、道の駅内にある食事処「鬼の厨(おにのくりや)」さんへ。
こちらでいただけるのは、ここ小谷村で採れたコシヒカリを使った炊きたてご飯。
ただの炊きたてじゃありません。一般のご家庭にはない羽釜で炊き上げられています。
タイミング良くちょうど炊きあがったばかりの釜のフタをパッカリ。
立ち込める湯気がなんとも食欲をそそります。
これはもうこのご飯の美味しさを純粋に味わいたい! ってことで注文したのは、超どシンプルに卵かけご飯のセット。これはもう至高のTKGが味わえるに違いありません。
卵を器に割り入れたら、小谷産濃口醤油をちょろっと垂らし、
さきほど炊きあがったばかりのご飯の上にドバァっと。うあああああ。美味そうだよう。
トッピングのしらすと小口切りされたネギをのせていただきます。
ご飯はふんわりとしていて噛むほどに甘味が増し、濃厚な卵の味わいがなんとも言えぬ美味しさ。TKG最高。
「これだけじゃ寂しくない?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
なんと漬物が取り放題食べ放題なのです。
この日はキャベツの酢漬けと野沢菜ふぶきの2つの漬物がいただけました。
卵かけご飯と漬物、それにセットの豚汁だけで十分満足できちゃいますね。
ああ。でも野豚を使ったカツ丼も美味そうでしたねぇ。
これ以外にも小谷村で採れたそば粉を使った手打ち蕎麦を始めとして、小谷の風土ならではの食材を使ったフードの数々が楽しめますよ。次行くことがあったら単品でいろいろ注文してみたいところです。
小谷村のさまざまなアイテムが手に入る
道の駅おたりでは、もちろんさまざまな土産物が手に入ります。
鬼の厨で提供しているカツ丼の材料となっている野豚を使ったアイテムもいろいろ。
特にこのボロニアソーセージはソーセージ好きとしては見逃せません。なにせ道の駅限定。
個人的に大好きな長芋の漬物。
試食用にカットされたものをつまみましたが、やっぱり美味しい。
フードだけでなく、こうした焼き物もいろいろ。
陶器製のスマホスピーカーということですが、どのように聴こえるんでしょうかねぇ。気になります。
美味い地酒もあります。ということで早速試飲。
ふあああああ、とってもフルーティー! すっきりとした口当たりで甘口。芳醇な香りが鼻から抜けていきます。これはいかんいかんぞ。グビグビいってしまうぞ。
外気は涼しいですが、道の駅おたりへ来たなら食べておきたいうちのひとつが、このさるなしソフト。さるなしというのはマタタビの仲間で、標高600m以上の山岳地帯に自生していて、それが小谷村でも採れると。
そんなさるなしを使ったソフトクリームですが、食べてみると想像以上に爽やかな味わい。
キウイフルーツの原種のようなものと聞いていたので、てっきりキウイ風味なのかしら? とか思っていましたけど、どっちかっていうと青リンゴっぽいですね。甘味はサツマイモっぽ感じ。ウマウマでございました。
道の駅内には温泉も!
道の駅おたりには温泉施設も完備されているのです。
道の駅ってなんだっけ? そういうものだったっけ?
これまた驚き。天然温泉ですってよ。
さらに驚くことにですね、通常だと入浴料が660円なのですが、食事処である鬼の厨で500円以上の食事を食べると、入浴料が半額になるっていうのです。
いやー、これはお得すぎるでしょ。
これで宿泊施設まで完備してたら最強すぎる・・・
美味しい食事ありーの、温泉ありーの、土産もありーの。
これで泊まれる場所まで完備されてますとか言われたら、とりあえずここで完結できちゃうんじゃないかってくらいの充実具合ですよ。まぁ流石に泊まる設備はないですけど。
望む景色も素晴らしいし、ここまで来るだけでもリフレッシュできること間違いないと思うんですけどね。聞くところによると、道の駅という性質上、駐車場に車を停めて車中泊する人も結構いるんだとか。そりゃ、この施設の充実具合だもんなぁ、納得できちゃうわ。
場所的には大糸線北小谷駅の徒歩圏内。
車を使った旅でなくとも、道の駅に訪れることが可能なのは嬉しいですな。