中華レンズ「7artisans 25mm F1.8」をFUJIFILM X-E3で使い始めてみました
先日、だいぶ久しぶりにカメラを買いました。中古で。
かなり状態の良いFUJIFILMの「X-E3」。それと、これまた状態が非常に良い、広角から準広角までカバーする純正レンズ「XF10-24mm F4 R OIS」。
前々からFUJIFILMのカメラが欲しいね、と夫婦で話していたこともあり、ヨメさまには軽くて取り回しやすい「XF10」を購入しました。
そんなこんなで2ヶ月くらいの間、X-E3とXF10-24mm F4 R OISの組み合わせでいろいろ撮影していたわけですけども、お散歩で使うには大きすぎる・・・というかレンズが重くてお散歩向きではないなと感じていて、それに伴い軽い単焦点レンズが欲しい欲がふつふつと。
とはいえ、純正の単焦点レンズはお値段もそこそこ。しかも使用目的がお散歩メイン。
それならってことで、安い中華レンズを買い求めることに。いろいろなレンズがありますが、中でも名が知られていて評価も高い7artisans(七工匠)のレンズを選択しました。
今回購入したのは25mm F1.8のレンズ。
X-E3はAPS-Cなので35mm判換算で約38mm相当になります。
取り出してみるとなかなかに小さいですね。手に取ると軽い。重さ143g。
金属製(アルミニウム合金)なので、チープとも言える購入価格なのに、そうとは思えないしっかりとしたさわり心地はイイですね。
開放でF1.8、最小に絞ればF16。レンズは5群7枚、絞り羽根は12枚。最小撮影距離は18cmという仕様になっています。電子接点はないのでMFで使います。
レンズ側がフォーカスリングでボディ側が絞りリング。絞りリングはクリック感のない無段階式になっています。フォーカスリングを動かすときに、指の位置によって絞りリングも回してしまうことがありますが、このへんは慣れですかね。
今回購入したやつはフード付属のものなので、レンズにフードを付けてX-E3に装着。ボディサイズとのバランスもよく、装着時の重さが500gに満たない程度なので、XF10-24mm F4 OIS装着時と比べるとものすごく軽いですね。
7artisans 25mm F1.8での作例
とりあえずいろいろ撮ってみました。X-E3のフィルムシミュレーションはVelviaをちょっといじったもので、すべてJPEG撮って出し。
全体的にしっかり普通に写りますね。
とはいえ多少歪曲もありますし、開放だと中央以外は流れますし、四隅には周辺減光もあります。
逆光耐性は弱め。フレアが出やすいです。
でも、逆にこれがイイ。オールドレンズっぽさがあって好みの写りですね。
マニュアルフォーカスなので、よく動く子どものポートレートには不向きではありますが、それなりに撮影できてますし、個人的には十分に使えるレンズ。
近接撮影能力が高めでテーブルフォトにも使いやすいですし、これならお散歩だけでなく取材とかにサブで持っていってもいいかも。
U1万円でこれですからね。そのうち違う画角のレンズも買い増しそうな予感です。