Twitterが「Twitterアラート」を提供開始! 非常時の情報が得られるぞ
これは確かにありがたいかも。
Twitterが9/26から「Twitterアラート」という機能の提供を開始していました。
災害情報や事故情報など、非常時の情報をツイートで迅速に知ることができる機能です。
昨年のことですが、Twitterは東日本大震災の際にTwitterがどのように使われたかを振り返って、災害時に信頼がおける最新情報を簡単に見つけられるよう、ライフラインアカウント検索を日本向けに開始していますが、今回の機能もその発想から提供に結びついたそうです。
大地震などの自然災害を始め、人為的な事故なども含め、そうした緊急非常時において、その危険に対する警告や回避方法、避難に関する情報などに対してTwitterアラートを付けることが想定されているとのこと。
確かにこういう情報は大事なのは、あの震災の時にも思い知りました。
で、肝心なアラートなんですが、アラート付きツイートを投稿できるのは、Twitterアラートのパートナー機関のみとなっていて、日本に限って言えば以下の8アカウントのみになります。
- 日本気象協会 @tenkijp
- 日本気象協会(地震速報) @tenkijp_jishin
- 東京都防災 @tokyo_bousai
- 警視庁警備部災害対策課 @MPD_bousai
- 東京消防庁 @Tokyo_Fire_D
- TOKYO FM @tokyofm
- 和光学園 @wakogakuen
- 嘉悦大学 @kaetsu_univ
日本の全国民が利用できそうなアカウントは気象協会絡みの2アカウントだけになりそうですねぇ。警視庁にしても東京消防庁にしても都心以外の情報は遅れそうというか、下手すりゃ情報すら出てこなさそうな・・・。
まぁ、あくまで現時点でのアカウントなので、今後地方も含めて増えていくのではないかと思いますが、震災以降どうにも不安定さを感じるので、できれば早急にこのアカウントで配信できる体制を、各自治体をはじめとして作っていただきたいところです。
なお、ツイートをプッシュ通知で受け取れると書きましたが、これは当該アカウントをフォローした上で、ユーザー側で設定をしなければなりません。
以下は日本気象協会の例です。
当該アカウントのページに行くと、左側のサイドバーに上図のようにアラートの設定ページヘのリンクがあります。
リンク先に飛ぶことで、アラートをプッシュ通知で受け取ったり、テキストメッセージで受け取ったり、タイムライン上でツイートにハイライトのアイコンが付くようアクティベートすることができます。
アクティベートボタンを押すことで、テキストメッセージの送信先を設定することができます。国、キャリアを選択し、テキストメッセージを受け取りたい電話番号を入力すれば、アラート付きツイートがSMSで送られてくるわけですね。
もちろん、場合によってこのステップは省くことも可能です。
最近はテレビを持ってないという人も多いですし、テレビやワンセグがあっても、いざというときに視聴できなかったりすることもあります。
特にワンセグなんかは電波環境に大きく左右されますし、そういうときにスマートフォンで非常時の情報が取得できるというのは、災害時に大きな力になってくれるんじゃないでしょうかね。
なお、プッシュ通知については、一応スマートフォンのOSのバージョンで受信できない場合もあります。
iPhoneの場合はiOS 5.10以上、Androidの場合は4.1.6以上である必要があるので、バージョンがそれに満たない場合は、できるだけSMSでの通知が受け取れるように設定しておくといいかもしれません。
Twitterブログ: Twitterアラートが始まりました