WordPressプラグイン「SNS Count Cache」がバージョンアップし、シェア数の合計表示などに対応
WordPressサイトで各種ソーシャルメディアのシェア数を取得・キャッシュして、サイト上に表示させることができるプラグイン「SNS Count Cache」。
2月上旬のバージョンアップで、大多数のユーザーが待望していた、シェア数の合計表示やFeedlyの登録者数表示に対応していました。
プラグイン自体は以前に紹介したことがあるので、詳しいことはこちらを参照してください。
シェア数を合計して表示できるようになった
今回新しく追加された関数を用いることで、Facebook、Twitter、Google+、はてなブックマーク、Pocketのシェア数を合計した数値をサイト上に表示できるようになりました。
現在、当ブログではページトップの注目記事で実装しています。
対応以前でも、無理やりどうにか実現してしまうことも可能だったと思いますが、こうしてプラグインの公式機能として実装されたので、変に頭を悩ませる必要がなくなりましたよ。いやはや良かった良かった。
Feedlyの登録者数が表示できるようになった
さらに、Feedlyの登録者数を表示する機能も追加されました。
Feedlyの登録者数表示そのものは、別にPHPを使って実装していましたが、今回の対応で「SNS Count Cache」に一本化することができます。
実装するのは面倒だなぁと思っていた人にも嬉しい機能追加ですよね。
新しい関数への置き換え推奨
さて、そんな感じで大層便利になった「SNS Count Cache」ですが、現在の最新バージョン0.4.0から、テンプレートに記述する関数が新しくなっています。
後述のフォロー数対応に際し、キャッシュ参照関数の見直しを行いました。キャッシュ参照には以下の関数をご利用下さい。
前バージョンの関数は、下位互換のため残しており継続利用できます。 ただし新関数への移行を推進するため、非推奨とさせていただきます。新関数への置き換えをご検討頂ければと思います。
引用元: [試] 表示速度改善のその先へ!進化するWordPressプラグイン SNS Count Cache | 試行錯誤ライフハック
以前までの関数はget_scc_
から始まるものになっていましたが、新関数はscc_get_share_
で始まります。
旧関数は継続利用できますが、非推奨とのことなので、以前のバージョンから利用していて、まだ新関数に変更していないという人は、ちゃちゃっと書き換えてしまうと良いと思います。
当ブログでは書き換え完了したところ、体感的にですが、なんか少し早くなったような気がしないでもないです。まぁ気のせいっぽいけど。
この他にも便利機能が実装されてるぞ
地味に便利になったのが、管理画面でしょうか。
新バージョンからはダッシュボード直下のメニューに「SNS Count Cache」が追加され、アクセスしやすくなったこともありますが、何より管理画面上で、各ソーシャルメディアごとにシェア数でソートできるようになってます。
全記事を対象としてしまうので、あいにく期間指定などはできません。
ただ、これとは別にシェア数のCSVファイルをダウンロードできる機能も追加されており、そちらを使えば期間指定した上でシェア数の最も多い記事を調べることも可能です。
プラグインの機能としては、もうほぼほぼ完璧に近い感じになりましたねー。
各ソーシャルメディアの公式ボタンを利用するよりも高速表示できますし、機能的にもこちらを利用するほうがはるかにメリットがあります。
導入もそこまで難易度が高いわけではないので、未導入というWordPressオーナーは、ページ表示の高速化のためにも利用するといいと思います。