広徳寺の大イチョウの圧倒的迫力が凄まじすぎる #tokyo島旅山旅
旅はまだまだ始まったばかり。阿伎留神社を後にして、続いて向かったのは創建1373年という歴史ある古刹・広徳寺です。
東京都の天然記念物となっているカヤとタラヨウの木があるとのことなので、これは行ってみないと・・・とずんずん歩いて向かってみました。
阿伎留神社を出てすぐそばの風景。
あきる野市の例年の紅葉の見頃は11月中旬ごろと言われていますが、ここのところの気温からすると、今年はもう少し遅めになりそうだと言われています。
とは言え、結構すでに色づき始めていて、これはこれでちょうど季節のうつりゆく感じを楽しめるのではないでしょうか。
山道を降りていきます。
下りきるとすぐ目の前は秋川が流れています。気持ちのいい景色。
歩くこと15分ほどでしょうか。やっと広徳寺への順路を示す看板を発見。
「おおー、もうすぐ着くぞー」と思ったのもつかの間、ここから結構な上り坂が続きますw
上り坂の途中、少し開けた場所があり、そこから望んだ風景が上。
いやーずいぶんと上がってきたなぁ。
もう少し上がっていったところで、やっと広徳寺に到着。
なんとも侘び寂びを感じさせる門じゃないですか。
門のそばには冒頭で書いた東京都の天然記念物であるカヤとタラヨウが植わっています。都下最大級という大きさだそうです。
「いやぁ、いいもの見たなぁ」と思って門をくぐると、目の前にはさらに風格あふれる大きな山門が。「正眼閣」とあります。
寺門と同じく屋根部分は茅葺きなんですが、この茅葺二層式の山門というのは都下ではかなり珍しいものなんですよ。
そしてこの山門をくぐると、
圧倒的大迫力の大イチョウが! しかも2本!
もっと広角のレンズで撮れれば全容がわかるのですが、とにかく大きくてイチョウの先端があんまり見えず。
山門と本堂の間に一対の大イチョウ。あたかも仁王像のようにそびえ立つ様は、なんとも凄まじい迫力を持っています。
本殿も茅葺屋根。室町時代に創建されて約640年ほどですか。
もちろん建物自体の時代はもっと下るとは思いますが、それだけの歴史を誇る古刹が都内にあり、且つこんな風景が都内に残っているとか、かなり胸アツ。
広徳寺の側面からの景色ですが、紅葉の色づきはまだまだ始まったばかりという感じですね。これから11月中下旬に訪れれば、紅に黄に染まった景色を楽しむことができそうです。