どこでもテレワークできるモバイルデスク「デスクエニウェア」をファーイーストガジェットが発表・発売
リラックスできる家で生産性を上げられるかもしれないコンパクトな収納付きデスク
愛知のプロダクトデザイン事務所でありコンピュータ関連アクセサリを開発・販売するユニット「ファーイーストガジェット」が新製品を発表・発売していました。
その名も「デスクエニウェア」。どこにでも持ち運び、どこでも作業が可能になるモバイルデスクです。
家族も住む狭い賃貸マンション。デスクを新たに構えられるスペースはなく、ダイニングでパソコンを広げるのも限界がありました。無理な姿勢による疲労はもちろんですが、何しろじっと集中できない。一見フリーダムに感じられる在宅ワークも、オフィスの方が自席や会議室、フリースペースなど、よほど多様な環境があり、自由な面があった気がしました。
https://www.makuake.com/project/desk-anywhere/
2020年春の緊急事態宣言以降、多くの人が同じ悩みを抱えることになりましたよね。
僕のようなフリーランスでもないと、家の中に作業スペースを作らないでしょうし、特に家族持ちだとリモートワーク前に家の中は最適化されてしまっているので、そこからさらに再最適化するというのは、なかなか難しいことこの上ない。
それもあって、2020年夏以降からはリモートワークであることを逆手に取って、都心から離れた郊外へ引っ越し、改めて家の中を最適化する人も多かったのではないかと思います。
とはいえ、みんながみんな同じことができるわけではない。大変な思いをしながらもどうにか環境を整えつつ、リモートワークを頑張っている人たちも大勢います。
「デスクエニウェア」はそんな人たちに向けた製品といえます。
せっかく家の中にあるいいスペース、これ、仕事にも仕事に活かせないかな?なんならこれら全部で仕事ができたら生産性も上がってしまうのでは?
と思ったのが、自分にとっての理想のデスク作りへ走り始めた発端です。
https://note.com/fareastgadget/n/n8cd818743784
そんな中、クッションテーブルというジャンルの製品を知りました。お膝に乗せて、ソファーに座りながらでも作業をしたり軽く飲食するなど楽しめるコンセプトのものです。
〜中略〜
今まで触れたモノはなんだかんだ「テーブル」で、仕事のために最適化された「デスク」とはまた違ったジャンルかな…と。自分が求めていたのは小さくても「デスク」なんだなと思ったのです。
https://note.com/fareastgadget/n/n8cd818743784
ファーイーストガジェットのnoteでも触れられている通り、類型商品としてクッションテーブルというのが昔からあります。一時期、タブレットのお供として新商品が続々登場していたこともありました。
でもテーブルはテーブルであって、デスクではない。本格的に仕事をしようと思うと、それに最適化されたモノが必要なのでは? というのはまさしくそのとおりだと思います。
家具であることを意識した素材とデザイン
「デスクエニウェア」は作業スペースとしてのこだわりは当然として、家具として使えるようにこだわっているのだそう。それは素材とデザインに表れています。
天板となる部分は歪みや反りに強い。その上で軽さを備えていなければということで、シナ合板を採用しているそうです。木目プリントしたアクリルやプラスチックなどではなく、きちんと木材を使っているところがいいですね。仕上げはウレタンニスだそうです。
持ち運びの際に使うハンドルは、天然皮革の栃木レザーを採用。牛滑革でしっかり厚みがあります。
デスクエニウェアは従来のクッションテーブルとは異なり、ノートPCはもちろん必要な道具を収納することもできるようになっています。だからこその丈夫なハンドルとなっているんですね。
身体に長時間触れることになるファブリック部分は、イスの張り地が採用されているとのこと。
すっきり収納、そのまま充電
デスクエニウェアは独自のフレーム構造となっているそうで、ノートPCなどもろもろを収納していてもしっかり自立するようになっています。
しかもサイズ感としてはA4大のファイルボックスくらいに収まるので、サクッと棚にひとまとめにした状態でしまえます。とてもすっきり。仕事が終わったあとの片付けまで考えられているんですね。
「しまったままじゃノートPCの充電できないじゃない」と思うなかれ。ちゃんとそのまま充電できるようになっています。
Makuakeで先行発売中 15800円から
気になる価格ですが、一般販売での予定価格は16800円とのこと。
現在Makuakeにてクラウドファンディングで先行発売していますが、こちらの場合は販売数は限られますが、最速割として1000円引きの15800円で購入が可能です。
2個まとめての購入もできるようになっていて、こちらは最速割&まとめ割で31100円となっています。
ふうむ。これはホントよく考えられた製品。
ファーイーストガジェットでマーケターを担当している竹内さん(mastakeuchi)とは、以前からの知り合いなんですが、彼のFacebookで小出しにされていたのを見て気になっていたんですよね。
作業用としてだけでなく、子どものお絵かきスペースなんかにも良さそうだなと思っていたんですが、どうやらそれも想定されているようで、ますます気になってきちゃいました。
一応注意事項として、鉛筆やボールペンでの筆記を天板の上でする場合は下敷き推奨のようなので、純粋に子どものお絵かきに使わせるというのは難しいのかもしれませんが、天板の部材を強いものに変えたバージョンが出れば、お絵かきグッズを収納できるキッズデスクとして使いたいところです。