iPhoneでMTブログを書く!「Movable Type for iOS」が提供開始
おー、いよいよ公式で純正のアプリが登場ですよ!
「Movable Type」を提供するシックスアパートが、iPhoneから記事の更新・編集ができるアプリ「Movable Type for iOS」をリリースしました。現在、App Storeからダウンロード可能になっています。
Movable Type for iOS
「そういえば」というのもアレなんですが、Movable Typeには純正のスマホアプリってのが、これまでなかったんですよね。
サードパーティ製のアプリはいくつもありましたが、WPやa-blogと違って、公式というのは今回が初めて。
ここにきて公式でリリースしたのは、やっぱりMT6になって「Data API」が実装されたことというのが大きく関係しているんでしょうね。
そもそもシックスアパートが実装した機能なので、”実装された”というのもおかしな話ですが、このData APIのおかげで、これまでのMTでは難しかったこともかなりやりやすくなったのは事実。
実際、今回リリースされたアプリでは、Data APIを活用してかなり軽快な操作を可能にしているそうです。
ブロックでレイアウト変更できる機能良くね?
機能的にはさすが公式だけあって、更新に必要な物は余すことなく実装しているようですね。
あいにく、僕はMTで運用しているWebサイトやブログを持っていないので、アプリは試すことはできていないんですが、リリースを見ていて特に便利そうだなぁと感じたのが、「ブロックごとにレイアウト変更が可能なエディタ」機能。
バーっと文章を書いて、あとからここの段落をこっちに持ってきて、ここの段落は下へ移動して・・・みたいなことって、記事を書いているとちょいちょいあるんですけど、モブログだと、わざわざそこを選択して切り取ってカーソル移動してペーストして・・・という流れがわりかし面倒。
それがMT for iOSのこの機能があれば、だいぶラクになるんじゃないかと思うわけです。文章だけでなく画像も同じ扱いができるので、この写真は文章の上へ、あるいは下へみたいなことがサクサク進められるのはいいですよね。
Swift言語用 Data APIも登場
そして、今回のアプリのリリースとともに、iOSアプリを制作するためのSwift言語に対応したData API ライブラリも公開されました。
このライブラリを利用すれば、サードパーティ製(開発言語がSwiftである)アプリでも、Data APIを活用したブログエディタアプリを開発可能になるというわけですね。
公式アプリを出しつつ、こうしたサードパーティ向けの配慮もあるとか、いいことだなぁと思いつつも、その実、同じものが使えるようになっても公式がサードパーティに負けないアプリを出し続けてやるぜ的な意思表明のようにも思えるのは、僕の妄想でしょうか。
ということで、いよいよ満を持して公式アプリが投入されたMovable Type。
今後どのような進化を遂げるのかに期待したいですね。
というか、そろそろうちもMTでひとつサイト立ち上げるかなぁ。アイデア何もないんだけどさ。