WordPressでInstant Articlesがラクラク対応できるようになりそうな件
WordPressユーザーには朗報ですかね。
4月中旬ごろから一般向けに開放されるのでは? と言われている「Instant Articles」に対応するプラグインを、FacebookとWordPress.comを提供するAutomatticが提携して開発していることが明らかになりました。
Instant Articlesとは?
すでにFacebookからも発表されていますし、一部メディアでは導入されているので、実際に目にしたことのある人もいるのではないかと思います。
通常、Facebookアプリのタイムラインに流れてくるニュース記事、ブログ記事をタップすると、アプリ内でリンク先にアクセスし遷移するようになっていますが、Instant Articlesはアプリ内でニュース記事、ブログ記事をまるごと表示できるようにする新機能です。従来と違ってリンク先に飛ぶ必要がなくなります。
最近当ブログでも対応したAMPとはまた別物ですが、考え方としては非常に近く、アクセスして呼び出すまでの時間をとにかく削減し、一瞬で記事を表示させる機能という点では共通していると言えます。
進むWordPressプラグインの開発
Instant Articlesはまだ一般向け開放されていない機能ですが、すでにドキュメントが公開されていて、いち早く対応準備が進められるようになっています。
ざっくり言えば、Instant Articlesの仕様に沿ったRSSを準備し、そのURLをFacebookページの設定に追加予定の項目へ追加するだけで、あとは自動的に出力されるという感じ。
細々とした対応があるだろうことはAMP同様だと思いますが、基本的にInstan Articlesで配信するにはFacebookページが必要不可欠になります。
さて、そんなInstant Articlesへの対応ですが、通常であればメディア運営者・ブログ運営者の側で配信するためのファイルを準備しなければならないわけですが、いかんせん運営者のスキルが求められます。
特に一般的なWordPressブロガーには、なかなかに難易度の高い話でしょう。
しかし今回明らかになったプラグインが正式リリースされれば、そんなユーザーもあっさりさっくり簡単にInstant Articlesへの対応を実施することができるわけです。朗報ですよね。
プラグインの開発はかなり前から進んでいるようで、一部WordPressユーザーと協力してベータテストが実施されてきたとのこと。まだ今後数週間の開発が予定されているとのことで、リリースはInstant Articlesの一般開放間近ではないかと思われます。
一応、現段階で開発中のものについては、Githubからダウンロードすることができ、手動でインストールすれば利用することも可能ですが、上述したように開発中のもののため、利用するなら自己責任でどうぞ。
個人的にはとりあえずプラグインディレクトリに掲載されるのを待つのが良いかなーと思っています。
対応するならまずはFacebookページの準備を
おそらくあと1ヶ月もすればInstant Articlesが本格始動するのではないかと思いますが、上述したように配信のためにはFacebookページが必須となります。
個人アカウントでは配信できないので、Instant Articlesの配信を考えているのであれば、今のうちにFacebookページの開設をしておくことをオススメします。
まぁ、最近のメディア運営・ブログ運営のセオリーとしてFacebookページを用意していないというのは、あんまりないことだとは思いますがw
いずれにしてもWordPressでメディア運営・ブログ運営をしている人にとって朗報とも言えるプラグインなのは間違いありませんね。
via. ZDNet