「Xアクセラレータ」がバージョン2.1へ 負荷耐性がさらに向上
当ブログマガジンでも利用しているサーバーサービス「XSERVER」が、これまで提供してきた「Xアクセラレータ」のVer.2を、Ver.2.1へバージョンアップしたことを発表しました。
これによって、大量アクセスへの負荷耐性がさらに向上し、安定性がより高まるとのこと。
バージョンアップは、2019年7月31日に実施されています。つまり、この記事を投稿している時点で、すでに実施済みということですね。
対象サービスはエックスサーバーの全プラン、エックスサーバービジネスの全プランとなっています。
XSERVERユーザーであれば、おそらくすでにXアクセラレータのVer.2そのものは利用しているかと思いますが、その場合は特にすることはなく、自動的にVer.2.1へのアップデートが適用されるとのことです。
ただし、Ver.1を利用しているドメインについては、ユーザー自ら切り替えをしなければなりません。
Xアクセラレータ Ver.2.1 の機能
「Xアクセラレータ」はエックスサーバーで提供されているオプション機能のひとつで、主にはキャッシュによる高速化を実現するためのものです。
Xアクセラレータ Ver.1では、静的ファイルのキャッシュのみに対応していましたが、Ver.2以降はそれに加えて、PHPプログラムの高速化にも対応しています。
キャッシュ化される静的ファイルは、CSSやJSをはじめとして、JPEGなどの画像ファイル、MP4やMPEGなどの動画ファイル、WOFFなどのフォントファイルまで多岐に渡っており、1度のキャッシュは2分間保存される仕組みになっています。
また、PHPは最大20倍(WordPressは最大10倍)の高速化が可能になっているとのこと。
高速化・安定化をはかるなら機能をONに
サイト運用をするにあたって、高速化・安定化は至上命題とも言えるものです。
サーバー側でこうした機能が提供されているわけですし、ぜひともONにしておくべきではないかなと思います。
先日、XSERVERでは静的コンテンツへのアクセス耐性が2倍にもなりましたし、今回のアップデートで、より高速化・安定化を図れることになりそうですね。