エックスサーバーが最新サーバー環境からMariaDBを採用 新サーバーへ移行しました
2021年3月24日、エックスサーバーが最新サーバー環境からデータベースにMariaDBを採用することが発表されました。それに伴って、既存のMySQLを利用しているアカウントも、順次最新サーバー環境への移行ができるようになるとのことだったので、当ブログメディアを含む契約アカウントも新サーバーへ移行することにしました。
MariaDBは、MySQLから派生したデータベースソフトウェアです。
MySQLがOracleに買収されてのち、MySQL創設者たちがもしものときのために、MySQLの完全代替品になる完全互換のデータベースソフトウェアを作ろうというところからスタートしたものなのですが、現在FacebookやGoogle、Wikipediaなどで採用されるなど、高い注目度を誇るデータベースソフトウェアとなっています。
エックスサーバーが、そんなMariaDBを最新サーバー環境から採用。もともとはMySQLを採用していたんですけどね。
MariaDB採用を決断した理由については明らかにはなっていませんが、MySQLと同等かそれ以上の性能という話もありますし、どうせなら最新サーバーへ移行してしまおうと思い、エックスサーバーが提供している「新サーバー簡単移行」機能を利用して、さくりと最新サーバーへ乗り換えてみました。
移行はわずか3ステップ。
- 「データコピー申請」を行い、現行サーバーから新サーバーへ中身をコピーしてもらう
- コピー完了後、新サーバーの中身を確認
- 問題がなければ、ユーザー自身の手で「サーバー切り替え」ボタンをクリックして完了
同一サービス内だからこそ、あっさりとしたサーバー移行ができるわけですが、それにしたってまあえらくあっさり終わります。データコピー申請をしてから待ち時間含めても1時間ちょっとで終わってますからね。以前にも一度同じようにサーバー移行してますが、そのときよりも速く終わった気がします。
サーバーそのもののスペックは変わっていないんですが、最新サーバーになったことでこころなしか速くなったような気がするようなしないような。まあ多分願望でしょうね。
約2週間位は旧サーバーも生きている状態なので、問題があればすぐに元の環境へ戻せるのも、エックスサーバーの「新サーバー簡単移行」機能の嬉しいところ。
今後問題が特になければ、このまま最新サーバー環境でいきたいと思います。