手軽に無理なく腹筋を鍛えられるドローインを実践しよう
以前、「ストローだけを使って腹筋を鍛える方法」なんてものを書いたことがありましたが、今回ご紹介する方法ってのは、多分それよりラク。いや、まず間違いなくラク。
自分自身、最近トレーニング不足ってこともあって、普段の生活に取り入れているんですけど、慣れると意識せずにその動作を行ってたりします。しかも結構キク。
腹筋運動って言うと「めんどいよね」とか「腰が痛むから続けづらいんだよね」とか、そんなことをよく聞きますが、この方法だったら、決してそんなことなく続けられると思います。
簡単なぶん、最初の間は常に意識して行うことが肝心ではあるんですけど。
ただ、動作的には誰でも出来ることなので、腹筋運動が苦手っていう女子でも問題ないでしょう。
腹筋しすぎでポッコリお腹に!?
さて、お腹周りを鍛えて、ポッコリお腹を撃退しよう! なんていう場合、多くの人が普通の腹筋運動(上体起こし)を想像するかと思います。
この時鍛えられる部分って言うのは、腹直筋になるわけですけど、実はこの運動って逆にやりすぎると、腹直筋が前面に発達して、余計にポッコリ出てきてしまうなんていう話もあったりするんですね。
実際、お腹周りをスッキリさせるには、腹直筋ではなく腹横筋を鍛える必要があります。
腹横筋とは、腹直筋の横にある外腹斜筋、その内側にある内腹斜筋、これらの一番奥にある腹筋の部位のことで、普段意識しない限り、まず鍛えることの出来ない筋肉と言われています。
この筋肉はお腹周りをだぶつかせるだけでなく、衰えることで腰痛も引き起こされる場合があります。
内腹斜筋、腹横筋を効果的に鍛える「ドローイン」
今回ご紹介する動作っていうのは、この内腹斜筋、腹横筋を効果的に鍛えることが出来るんです。その動作が「ドローイン」と呼ばれるもの。
何か名前だけ聞くと、なんか難しい運動方法? っていうふうに思えなくもないですが、まったくそんなことはありません。動作としては意識して
お腹をへこます
という動作をする。ただそれだけです。
ちょっときつくなったズボンを穿くときに、くっとお腹をへこませますよね。あの動作みたいな感じ。
このへこませた状態を維持します。だいたい30秒間くらい。
電車に乗っているとき、デスクワークで椅子に座っているとき、喫煙所でタバコを吸うときなどなど、場所や状況を選ばず、簡単に行うことが出来ますよね。
これを気がついたら行うように習慣化して生活に取り入れていきます。
実際、1ヶ月間ドローインを取り入れた生活を続けて、個人の差はあれど、平均3~4cm程度の減少が見られたというデータもあったりしますし、僕自身も続けていてそれなりに効果を感じています。
僕の場合は、特にドローインをした状態で歩くというのを習慣づけているんですが、これが普通にドローインしているよりも遙かにキク。腹筋の奥がグッと締まるんですよね。
腰を痛めることもなく、時間も場所も問わずに出来るドローイン。お腹周りをどうにかしたい! っていう人にはオススメの運動方法ですよ。