App Storeが「為替の変動」を理由として価格改定 一律20%値上がる

そのうち来るんだろうなぁ・・・とは思ってましたが、やっぱりついにこの時がやってきてしまいました。

とうとう、日本向けのApp Storeにおける配信価格が改定されたのです。
過去何度か価格改定はありましたが、値上げということで、消費者的にはちょっと痛いですねぇ。

App StoreApp Store Photo by Cristiano Betta

改定理由は「為替の変動」

以前は円高だったこともあって、アプリの最低価格0.99ドルが85円なんていう時期もありましたが、その後なんだかんだあって、現在の100円となり、しばらく落ち着いていました。

ところが、このところ円安傾向が続き、4/2現在の為替レートは1ドル=119円という状況。日本ユーザーにはかなりお得な価格設定だったと言えます。

兎にも角にも、これでは公平な価格とは言えませんからね。最近の円安の状況から言って、そろそろ値上げしてくるんだろうなぁと思っていたわけですが、突如アプリデベロッパーに向けて「価格上げるよヨロシクゥ!」な連絡が4/2午後から続々と送られました。

改定前と改定後の価格

まぁ、価格の公正化・適正化という点で言えば、こうした価格改定はしかたのないことです。アプリ開発者の人が値上げしたくてしてるわけではないので、決してクレームなんて入れないようにしましょう。

さて、気になる変更後の価格ですが、以下のとおりになります。

US$ 改定前 改定後
$0.99 100円 120円
$1.99 200円 240円
$2.99 300円 360円
$3.99 400円 480円
$4.99 500円 600円
$5.99 600円 720円
$6.99 700円 840円
$7.99 800円 960円
$8.99 900円 1080円
$9.99 1000円 1200円
$14.99 1500円 1800円
$19.99 2000円 2400円
$29.99 3000円 3600円

一律で20%の値上げとなりました。まぁ為替レートから言って妥当なライン。
ただ、価格が高いアプリほど値上げの幅も大きくなってくるので、お高いアプリは買うまでに結構悩むことになりそうですね。

値下げしてくるアプリもあるかも?

今回の価格改定で、アプリによってですが、価格を下げてくるものもあるかもしれません。

仮に500円のアプリがあったとして、改定後の現在は600円。
旧価格で考えれば1ランク上の価格付けになってしまいます。改定後の価格を旧価格に近づけるために価格を下げてくるデベロッパーもいるのではないかと思うのです。

まぁ、あくまでもデベロッパー次第ですし、どのアプリがとは言えませんが、以前にも同様の動きはありましたし、少しは期待しても良いのではないかと思います。

高いアプリであればあるほど、価格の上がり方が大きいですし、その手のデベロッパーさんには検討していただきたいところですね。

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