RC版がリリースされてWordPress 4.0へのメジャーアップデートが目前ですぞ
WordPress 4.0のRC版が昨日リリースされ、正式版公開まであと少し! というところまで来ましたね。
予定では米時間で8/27に正式版がリリースされるということなので、予定通りであれば日本では本日からアップデートできるようになるのではないかと思われるWordPress 4.0。いやいや楽しみですなー。
[関連記事] WordPress 4.0 β1がリリース! いろいろな新機能が出るっぽい件
β1がリリースされてから触りはじめていますが、すでにだいぶ開発が安定しているのか特にこれといったバグに遭遇することもありませんでした。
とは言え細々としたUIの変更やら、「お、こんな感じになるのね」という発見があったりと、なかなかに楽しい時間を過ごしましたよ。
3.9.2→4.0はそこまで大きな変更ではないよ
なんか「久々のメジャーバージョンアップ!」などと言われているのを散見しますが、そもそもWordPressのメジャーアップデートは四半期に1回ペースで行われているので、特に久々でもないっていう。
WordPressのバージョン番号って、ちょっと他と違うせいで勘違いされやすいっぽいんですけど、
実際のところはこのように左2桁がメジャーバージョン、右1桁がマイナーバージョンを示すようになっているんですよね。
つまり前メジャーバージョンは3.8、現メジャーバージョンが3.9、そしてアプデ目前の次メジャーバージョンが4.0なのです。
“3”から”4″に変わるということで、ガラッと大きく変化があるんだろうと思いたい心情はわかりますが、今回のバージョンアップは、以前の3.8から3.9へ変わったときと同程度のものだということをお伝えしておきます。
でも大きな変化もあるよ!
などと言いつつも、今回の4.0へのアップデートによってもたらされる大きな変化もあります。それこそ翻訳機能でしょう。
細かいところで言えば、先日β1リリースをお伝えした記事でも触れたように、
- エディター周りの変化
リサイズがスマートにできるようになったり、メディアをURLから挿入(Embed)するときにプレビュー表示されるようになるなど。 - 文章フォーマット関連の関数が変更される
- カスタマイザー内でウィジェットが別個のパネルで読み込まれるようになる
といったことが挙げられますが、何よりも大きい変化と言えるのが新しい翻訳機能でしょう。
すでにベータ版リリースの際にも各所で触れられていますが、これまでのWordPressは各国の言語にローカライズされて配布されていました。つまり、本体がローカライズされた数だけ存在するという状態だったんですね。
これが、今回のアップデートによって本体はひとつのみ、インストール時に利用する言語を選択することで、言語パック(翻訳ファイル)がダウンロードされるいう方式に変更されます。
これによって、先に英語バージョンがリリースされて、後から日本語ローカライズ版がリリースされるというタイムラグがなくなるというわけですな。
3.7くらいの頃からこの言語パックの話は出ていて、それが今回やっと実装されると。いやいや喜ばしいことですよ。開発に関わった皆さんの苦労が忍ばれます。
正式版リリースまであと僅か!
ということで、正式なメジャーアップデートバージョン4.0のリリースまで、あともうちょっと。予定通りであれば今日明日中に、仮に予定が遅れても今週末にはリリースされるのではないかと思われます。
使用しているプラグインの対応状況なども気になるところではありますが、個人的にベータ版からRC版までひと通り触った感触では、今のところ当ブログに導入しているプラグインはほぼ問題なく動きそうですし、リリースされたら即座に本番環境へ充てちゃいますよ。
いやー楽しみだなぁワクワクだなぁ。