これは貴重すぎる! 昭和12年お正月風景in銀座を映した8ミリフィルム
新年を迎えておせち食べましたか? 雑煮食べましたか? 遊んでますか?
今回は、なんとも貴重なお正月風景を映した映像をご紹介します。
撮影された時代はなんと昭和12年。うちの亡くなった母方の祖母が昭和8年生まれですから、当時4歳になる前の風景かぁ。。
以下の2本は戦前の新派の舞台を数多く手がけた舞台芸術家・繁岡ケンイチ氏が撮影したという8ミリフィルム。
お孫さんがYouTubeにアップされていました。
当然のことながら白黒映像で、音声は一切ありませんけど、当時のお正月の情景がよくわかるものではないかなと思います。
いや、これはとんでもなく貴重な資料映像じゃないでしょうか。
銀座千疋屋フルーツパーラーの看板が見えることからも、ああ銀座なんだなということがわかりますけど、今の銀座しか知らない人、特に若い人が観たら作り物だとか思ったりしちゃうんでしょうかね?
ちなみに、以下は撮影者は違いますが、少し時代が下って、昭和27年に秋葉原の芳林公園で撮影された、お正月に子どもたちが竹馬遊びをする映像と、昭和28年に同じく秋葉原の芳林公園で、お正月の伝統的遊戯と言える羽子板や凧揚げに夢中になる子どもたちが撮影された映像です。
時代的には「三丁目の夕日」よりも少し前の頃。
今ではほとんど観られなくなった子どもたち(まぁ今じゃかなりの老年でしょうけど)が楽しく遊ぶ風景ですね。
羽子板はともかく、凧揚げとかカルタなんかは僕が子どもの頃にもよくやったもんなんですがね。
コンビニで凧が売られていたりしたものですが、最近は売ってるところも見かけなくなりましたし。これも時代の流れなのかもしれませんが、なんとなく寂しさを感じるのは、やっぱり年齢的なものなんでしょうか。