東京湾フェリーで行く初夏の南房総ツアー! 山から海まで狩り尽くしツアーズ
東京湾フェリーさん主催による初夏の南房総ツアーレポート第2弾。
今回はこの時期ならではのレジャーもいろいろ体験させていただいたので、それらをまとめて一挙紹介。
「狩って狩って狩りまくれ!」と、それどこのモンハン? 的な感じで海から山(?)まで、がっつり狩り倒してきましたよ。
生なのに甘くて美味い! メロン並の糖度のとうもろこし
1日目の昼食後にお邪魔したのが、館山にある安西農園・百笑園さん。
バスから降りた目の前には、見渡す限りのとうもろこし畑。
そう、ここではとうもろこし狩りができちゃうのです。
ここで収穫できるとうもろこし「味来(みらい)」は、なんとメロンと同等の糖度16度以上を誇るという品種なのですが、そんなとうもろこしを600円で2本まで収穫させてもらえます。
収穫前に生でも美味しいというお話があり、実際に収穫したばかりの味来を生のまま食べさせてもらったのですが、予想以上に甘くてジューシー。
生のままなのに、スイートコーンの缶詰食べてるかのような感じですよ。驚き。
いろいろと説明を受けた上で畑に入り「これは!」と思うものを収穫。
結構土が柔らかめだったので、収穫体験をするなら、汚れてもかまわない靴で行くのが良さそうですね。まぁ畑に入るわけですから当然といえば当然ですが。
この日は特別に焼きもろこしも振る舞っていただきました。
炭火の上で醤油とともに炙っただけのシンプルな調理。しかし、シンプルだからこそ美味い。ダイレクトに味来の美味しさを味わえました。
なお、安西農園さんの直売所である百笑園では、収穫体験をせずとも味来を購入することができます。他にも安西農園さんで生育した野菜が購入可能となっています。
房総の海へ出てイサキを釣る!
南房総と言うと、個人的にも最初に浮かぶのはやっぱり海。
今回の南房総ツアーでも海に関連したアクティビティがありました。そのひとつが房総の海の沖へ出ての海釣りです。
やってきたのは館山の相浜港。
今回乗船したのはこちらの松丸さん。
いやー、海釣りですよ海釣り。いいよね楽しいよね・・・とか思ってたんですけど、そもそも体質的に船に弱いから、あれもしかしてもしかしなくても危険じゃね? と。
しかし、そんな不安もどこへやら。いざ乗船となったタイミングで空を見上げれば、なんとも見事な虹が出てるじゃありませんか。
うん、いいことありそうです。
思ってたよりも波が強くて船も揺れて、心内では「ああコレあかんかも・・・」とか思ってましたが、なんだかんだで釣りに集中し始めると、不安だった船酔いにもならず。さすがに後半くらいになってくると微妙に体の中に澱みがあるような感覚を覚えましたけど、グロッキーな状態にもならず。
それよりもですよ。釣り始めてみたら、これがもう驚くほど釣れる釣れる。
こりゃ楽しいですわ。まぁ釣れたからこそなんでしょうけど、こういうアクティビティを楽しみに旅に行くってのもいいもんですねぇ。
この時期が旬! 樹に生るビワをもいでそのまま食す
これもまた千葉ならでは! というのが、この時期に旬のフルーツであるビワ。
実は千葉県って国内のビワ生産量では第2位だったりするんですね。
そんなビワの味覚狩りができる里見農園さんにて、ビワを味わわせていただきました。
ビワのもぎ取り方も教えてもらえますが、割と簡単。
ビワの実の付け根近くにコブのような部分があるんですが、それを上に捻り上げるとポロッと取ることができます。
スーパーマーケットなんかで見かけるビワと比べると、非常に大きな実。
尻のほうからスルッと皮を剥いてやると、溢れんばかりの果汁を滴らせた果肉。
一口かじれば瑞々しくさっぱりとした甘さに、適度な酸味。そして何より味が濃くて美味いことこの上なし。
これはビワ好きならぜひとも現地で味わっていただきたいものですよ。
ちなみに直売所もあるので、ゆっくり味わいたいという人は買い求めるべし。
なお、収穫体験は30分で2000円。もちろん食べ放題となっています。
童心に帰って潮干狩り! アサリにハマグリを狩る!
潮干狩りなんて何十年ぶりw
やってきたのは富津市にある富津潮干狩り場。好天気だったので、とんでもない人人人。
メジャーな潮干狩り場ということもあってか、駐車場にズラーッと並ぶ観光バスの数からして、この人の山にも納得です。
入場券、熊手、網の3点セットを持っていざ狩りまくり。
浜からかなり遠目に歩いていきましたが、あちこち掘られまくってる状態なので、足元には注意が必要ですね。もちろん貝殻もたくさんなので、裸足厳禁ですよ。
これだけの人の数だし、なかなかいいのは採れないかもなーと思ってましたけど、想像以上に採れること採れること。アサリはもちろんですが、ハマグリまで見つかります。
旅から帰った翌日、全部まとめて酒蒸しにして頂きましたが、しっかりと引き締まった身が美味いのなんの。童心に帰って無心に掘り続けた甲斐もあったというものです。
山から海まで楽しめる南房総
今回の南房総ツアーでは、ここまで紹介したように山から海までまるっと楽しむことができました。やっぱこれって房総っていう地域ならではのものですよね。
どうしてもエリアをまたぐことにはなりますが、移動手段と時間さえ確保できていれば、ぐるっと巡って遊びまくることも可能なわけです。
まぁとは言え、流石に日帰りだとちょっと厳しいかなーという感じなので、遊びに行くならそれこそ一泊くらいでスケジュール組んでいくのが是かなと。
今回のツアーで宿泊したホテルもそうですが、結構いい宿も揃っているようなので、もうすぐやってくる長期の休みを利用して遊びまくってはいかがでしょうか?