WordPressの多機能プラグイン「Jetpack」のOGP出力を無効にする方法
WordPressの多機能プラグイン「Jetpack」。前回の記事でその機能のひとつ「Photon」について書きましたが、それに付随する話。
ブログの表示を速くするという機能はありがたいんですけど、導入とともにOGPのタグが自動的に出力されているんですよね。そんなわけでこいつを止める方法です。
そもそも、WordPressにOGPを出力するプラグインを入れていないのであれば、特に無効にする必要はありません。
しかし、僕のようにOGPを別プラグインで出力するようにしていたり、プラグインなしで出力するようテンプレートに書き加えている人にとっては、二重にOGPが出力されることになるわけで、はなはだ困ったことになるわけです。
実際、Google+なんかだとOGPのDescriptionが投稿時に同じ文章としてダブルで出てきたりするなど、せっかく誰かがシェアしてくれたとしても、なんとも不親切な状態になってしまいます。
いくつか止め方はありますが、カンタンに止めるんだったら、functions.php
へ設定を書き加えることでしょうね。
加えるコードは以下の通り。
// remove jetpack open graph tags remove_action('wp_head','jetpack_og_tags');
これをfunctions.phpに記述すれば、「Jetpack」のOGP出力がストップされます。
「Jetpack」と別のOGPプラグインを併せて導入しているなら、このコードを書き加えておくのを忘れないようにしておくと吉ですよ。
WordPressのバージョンによるものなのか、上の記述ではJetpackから出力されるOGPタグが消えないという事象も発生しているようです。その場合は公式フォーラムのスレッドにて紹介されている
add_filter('jetpack_enable_open_graph', '__return_false', 99);
という一文を記述してみてください。この記述で問題なく出力が停止されると思います。
当ブログでは先の記述だけで、WordPressのバージョンアップやJetpackのバージョンアップをしても特に問題なく出力が停止されているんですがね。どういう条件でそうなるのかは不明ですが、一応参考までにどうぞ。