生後5か月の娘と初の飛行機旅! 事前準備や移動中のコツの備忘録
ベビデビさんがちょうど生後5か月になった5月18日、母方の実家がある島根・松江に2泊3日でお出かけしてきました。
今回は、お仕事があるパパはお留守番。ママとおばあちゃん (私の母) の女3人で、飛行機とバスを乗り継いでの旅行です。
生まれて初めての旅行なのに、公共交通機関のみを活用という、なかなかのハードルの高さ。
ゆえに事前準備は入念に行いました。
持っていく荷物はEvernoteで管理
赤ちゃん連れの泊りがけ旅行となると、たった2泊でも荷物の量が膨大になるのは言わずもがな。
最重要アイテムのオムツだけでもかなりの容量になるので、3~4泊旅行用のスーツケースを引っ張り出してきて、荷造りを始めました。
ここで大活躍したのがEvernote。
出発の数日前から、普段の生活で使用しているものを、使い終わった後や思い付いたときにスマホでリストアップ。
Evernoteのチェックリストを使えば、チェックボックスが付くので、入れ終わった物とそうでない物が明確になり、忘れ物を一切しないで済みました。
出発前日に思い出しながら荷造りすると、確実に忘れ物が発生していたと思うので、この方法は名案だったなあと。
リスト自体はEvernoteにそのまま保存し、夫氏と共有してあるので、次の旅行時にも再活用できて便利ですしね。
航空会社の子連れ旅に関する案内ページをチェック
さて、今回は、羽田から鳥取・米子空港へ飛び、米子空港から松江駅までをバスで移動するという、公共交通機関をフル活用した長旅でした。
そこで気になったのが、機内や車内などの密室でベビデビさんがグズったときに、どう対応するべきか。
特に飛行機は気圧の変動で耳が痛くなり、ギャン泣きしている赤ちゃんを今まで何度も見かけてきたので、ベビデビさんにも同じことが起こるんだろうなあと心配していました。
まずは「ANA (利用する航空会社名) 赤ちゃん」と打ち込んで、Googleで検索。
すると、こんなページを見つけました。
てっきり、機内での過ごし方や注意点が書いてあるんだろうなあと思っていたら、飛行機に乗る前の段階についてもいろいろと情報が載っていて、かなり参考になりました。
私の場合、
- 機内にオムツ交換台はある?
- 万が一ミルクを飲ませたくなったら、お湯の準備はお願いできるのかな?
- 膝の上に抱っこしているとき、シートベルトはどうすればいいのかしら?
など、初めてだからこそ、細々とした疑問が多かったのですが、それらが一気に解消され、気持ちが落ち着きました。
さらには、おもちゃは音の出ないものがおすすめ
飛行機の離陸や着陸時に耳の痛みを和らげるため、おっぱいをあげるといい
など、具体的なアドバイスまで。
機内で授乳していいものかどうか、実はいちばん気になっていたのはそこだったので、この情報を事前に入手できたのは大きかったです。
羽田空港の授乳室の場所を把握しておく
離陸時に授乳するとなると、重要なのは、飛行機に乗る前に授乳時間を調整すること。
直前に飲ませてしまうと、機内で飲んでくれない可能性が高いので、早めに空港へ行き、搭乗の2時間前くらいまでには授乳しておこうと考えました。
ところで、空港の授乳室ってどこにあるんだろう?
そもそもあるのかな? いや、無いなんてことはないよね?
という疑問がわき、「羽田空港 授乳室」で検索。
いやー、びっくりしました。まさかこんなに数があるとは!
私が使用した授乳室には、個室が2部屋、オムツ交換台が2つあり、電子レンジや調乳用の温水設備もありました。
授乳室の椅子も、よく百貨店などに置いてある、使い慣れたものだったので助かった!
出発ロビーや到着ロビーはもちろん、ラウンジ内や搭乗ゲートの近くにもあったので、出発間際や到着直後にも授乳が可能。
想定外に赤ちゃんがお腹を空かせても大丈夫なことがわかると、気持ちが楽になりますよね。
なお、羽田空港にはキッズコーナーも数カ所設置されています。
飛行機に乗ると、しばらくは自由に身体を動かせないから、搭乗前にここで思いっきり遊ばせておくのも良さそう (疲れさせて機内で寝かせる手段として有効かも? 笑)。
飛行機やバスではおもちゃや「高い高い」で気を紛らわす
飛行機に乗る直前に、おばあちゃんの腕の中で寝落ちたベビデビさん。
深く寝入っていたので、目的地まで眠ったままでいくかな? と期待したのですが、離陸後わりとすぐに目を覚まし、泣き始めてしまいました。
胸元を隠して授乳したら少しは落ち着いたものの、その後もなかなかグズりが止まらず。
ベルト着用サインが消えてから縦抱っこをして通路をウロウロしたり、小声で歌を歌いながら揺らしたり、座ったままミニ高い高いをしたりして、ちょくちょく体勢を変えてあげるとだいぶ落ち着いたものの、大あくびをして恐らく耳から空気が抜けるまでは断続的に泣いていました。
なんとか米子空港に着き、すぐに松江駅へ向かうバスに乗車。
飛行機と違って、走行中は立ち上がってウロウロできないので、おもちゃで気を引く作戦でいくことにしました。
航空会社の案内ページに載っていたアドバイスを参考にして持参した、音の出ないおもちゃ (うさぎのぬいぐるみ) でしばらく遊ばせ、飽きてグズりだしたタイミングでお気に入りのパペットを召喚。
このパペットはカシャカシャと音がするので、バスの走行音に紛れる程度に、そーっとあやしました。
あと、何気に役に立ったのは、プチプチ。
ベビデビさんはわりとビニール袋が好きなのですが、音が出るので、今回は持ち物リストに入れていなかったのです。
そうしたら、私の母が小さく切ったプチプチを持って来てくれていまして。
それにかなり食いついておりました。
その手があったか! と感動するとともに、初めての赤ちゃん連れ旅には、育児のベテランが一緒だと何かと心強いと感じた瞬間でした。
包装用のプチプチ、ストックしておこう。
CAさんから素敵なプレゼントも
そんなこんなで無事松江の祖父母宅にたどり着き、初日こそ初めての環境、初めて会う人々に驚いたのか、1時間ほどギャン泣きし続けたベビデビさんでしたが、滞在中に寝返りのコツも掴みかけ、祖父母にも笑いかけるように。
残念ながらそのタイミングで2泊3日の旅が終わりを迎え、往路と同じようにバスと飛行機を乗り継いで東京へ戻りました。
多少は慣れたのか、往路ほどは泣かなかったベビデビさんですが、飛行機でママの膝の上にいるときに盛大にオムツを汚し、急遽機内でオムツ替えタイムへと突入。
オムツ交換台が設置されているトイレが使用中だったので、空くのを待っている間に、「飛行機に乗るのは今回が初めてなんです」と、近くにいたCAさんと立ち話をしていました。
トイレに入り、新しいオムツをお尻の下に入れようとしたタイミングで飛行機が揺れ始めたりして、初機内でのオムツ替えは、母子ともになかなかにスリリングなものとなりましたが。笑
席に戻ってからしばらくすると、CAさんに「初めてのフライトとのことだったので」と話しかけられ、なんとプレゼントをいただきました。
子連れで搭乗すると、必ずおもちゃを一つくれるのに、さらにこんなサプライズまで!
いやあ、感動しました。
記念として、大切にとっておこうと思います。
初の赤ちゃん連れ旅を終えて
生後5か月にして初めての旅行。初めての高速バス。初めての飛行機。
不安がなかったといえば嘘になりますし、実際に帰ってきてから数日は気が緩んだのか、通常時に輪をかけてぼーっとしていましたが。
思い切って出かけてみて、大正解でした。
入念にチェックしたおかげで荷物の漏れがなかったこと、時間には余裕を持って行動したこと、空港や機内の設備を事前にしっかり確認していたこと、この3点が良かったなと。
そして、育児のベテランが付き添ってくれると、なお心強い。
そう感じました。
たとえ完ぺきに準備をしていたとしても、旅は想定外のことが起こりがちですからね。
子連れの場合は特にそうですし、焦って事態を悪化させてしまわないためにも、信頼できる育児の先輩が一緒だと安心感が違います。
さて、次はいつどこへ行こうかな。
今度はパパも一緒に旅できるといいな。