Mac mini 2020を買ったのでホームマシンとしてセットアップした話

仕事柄、もともとMacは2台持ちを常としている僕ですが、先日MacBook Pro(Retina, 15inch, Mid 2012)を重い腰を上げてMojaveにアプデしようとしたら、HDD内のデータが消失。突然逝ってしまわれました・・・。

メインマシンであるMacBook Pro (Retina, 13inch, Early 2015)のみという、久々のシングルMac環境が到来。「しばらく買わずにこれで行くか」と思ったものの、随分前からバッテリー膨張を確認しているマシンでもあり、ファンの暴走やらで動作も重くなってきていまして。

修理へ出すにしても、手元からMacがなくなる期間が発生してしまうのは非常に困る。ということで新しくMacをお迎えすることに。いろいろ検討した結果、Mac miniを導入することにしました。

Mac mini にした理由

Mac mini 2020

Macをメインマシンにするようになって、そろそろ12年は経つかなと思うんですが、なんだかんだでずーっとMacBook Proを愛用してきました。なので、今回購入するのもMacBook Proだろうと思い、しばらく検討していたんです。主に構成を。

しかし、はたと思い至ります。「果たしてラップトップでなければならないのか?」と。

作業的にはこれまでのMacBook Pro (Retina, 13inch, Early 2015)でも十分。最新のMacBook Proが搭載するスペックはたしかに魅力ではあるものの、同等かあるいはちょっと上のスペックでも十分なのですよね。

また、環境的な要因として、32インチクラスのディスプレイとしてBenQさんの「PD3220U」があり、なおかつ「HHKB Professional HYBRID Type-S」と、古いけどMagic Trackpadもあり、入力環境も十分。そうなると別にデスクトップでもいいわけです。

とはいえ、iMacを購入するという選択肢はなし。これは主に配置スペースの物理的な理由。
Mac Proは予算的に厳しいので、となればMac miniの一択のみという結論に。

そもそも今はコロナの影響もあって、外出して仕事することがほぼないので、マシンを持ち出して仕事するということもないんですよね。その点からもラップトップではなくデスクトップの導入でいいかなと思いました。

まあ、今後もずっとそうだとは言えないわけで、もしもまた外で使うというシーンに備えて、修理予定のMacBook Pro (Retina, 13inch, Early 2015)は手放さず、修理後も頑張ってもらおうかなと考えています。家の中だとしてもライトな作業程度なら、気分転換にデスクとは別の場所で使ったりもできますしね。

インターフェースが豊富だけどアレがない

Mac mini 背面
Mac mini の背面はインターフェースが豊富

ところでMac miniですが、インターフェースが充実していますよね。
MacBook Proは新しくなっていくにつれてインターフェースが減っていますが、Mac miniならそんなことがない。ありがたい。

Thunderbolt 3(USB-C)のポートは4つ、USB 3.1 Gen 2のType-Aが2つ、HDMIが1つにヘッドフォンジャックも1つ搭載されています。

ただ、アレがないんですよアレが。SDカードのスロット

いや、そりゃ全部ワイヤレスで賄えますけどね。でもやっぱりあるほうが便利なんですよ。コンチキショー。MacBook Pro (Retina, 13inch, Early 2015)が最後の搭載機でしたからねえ。こりゃ修理後は写真中心のマシンにしたほうがいいのかなと思ったり。

しかしながら、Mac miniにもSDカードのスロットは欲しい。でもって、インターフェースが全部背面にあるので、USBやらThunderbolt 3の機器を接続するのにも使いにくい。なんかいい方法ないかなと思って探してみたら、こんな便利なものがあるんですね。

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Mac miniの下に置くかたちでインターフェースを前面に増やすことのできるガジェット。これいいですね。できれば早急に手に入れるようにしたいところ。

同じ環境を作っておけば作業もしやすい

Mac mini
スペースグレイがPD3220Uともマッチしていい感じ

兎にも角にも、まずは環境作り。
さっくりとMacBook Pro (Retina, 13inch, Early 2015)、あるいはTime Machineのバックアップからまるっと移行してしまうのが楽ではあるのですが、どうせならクリーンな状態からのほうが好ましいので、ちまちまと最初から手作業することに。

お仕事に必要なアプリケーション、gemをインストールしたりといったところを、MacBook Proを開きながら進行。入れたものの使ってないアプリもあったりするので、そのへんを考慮しつつ、現時点で必要なものだけを厳選して入れることにしました。

特に考慮したのは、修理後のMacBook Proと母艦となるMac miniの間における同一環境の保持。
例えば、Mac miniで作業している途中で、MacBook Proに切り替えたとしても、それまでの作業の続きが、なんの問題もなく実行できるようにしたいわけです。

まあ、これについては然程難しくはなく、DropboxやGoogleドライブ、iCloudやらを使ってやればある程度はどうにかなります。ファイルだけじゃなく、アプリの設定なんかもクラウドサービスに保存して、シンボリックリンクを使えば共有できますし。

アプリによっては最初から複数台で環境を統一できるものもあるので、そのへんを使い続けていれば問題なく複数台環境の同一化も簡単に済みます。僕のような仕事の人はCoda 2が手放せない存在ですね。ええ。普段はSublime Text 3でやってますけど。

今のところはMac miniで十分すぎるくらい

使い始めてまだ少しの日数ですが、今のところは問題なく、サクサクキビキビと動いてくれています。Catalinaであることに不安を覚えてはいましたが、初期からCatalinaを搭載しているマシンだけあって、これといった不具合にまみえることもなく使えています。

ぶっちゃけMacBook Pro (Retina, 13inch, Early 2015)よりもスペックは上なので、作業的に必要なスペックは十分満たしている状態なのですよね。快適に作業できちゃうレベル。

Mac miniといえば、長らくエントリークラスのデスクトップでしたが、2018年に新しくなったMac miniはMacBook Proには劣るものの、エントリークラスでありながらもプロ向けな方向にシフトしたデスクトップになったとも言えます。古いMacBook Pro以上のパフォーマンスは確実ですしね。

新しいMacも手元に来たし、その分頑張って仕事したい所存。
というわけで、なにかありましたらお仕事くださいまし。

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