ブクマ必須! 公共データの横断一括検索型カタログサイト「DATA GO JP」がリリースされたぞ

テレビ屋の頃からこういうサイトを待ち望んでいたんですが、とうとう実現しましたよ。日本政府主導の横断一括検索型データカタログサイト「DATA GO JP」が2014年10月1日にリリースされ、運用が開始されました。
国勢調査を始めとした人口統計データなどの公共データを、各省庁の垣根をまたいで検索し、ダウンロード・利用ができるサービスです。

DATA GO JPとは?

DATA GO JP

プレゼン資料や企画書を作成する上で欠かすことのできない統計データ。
特に公共データはさまざまなシーンで活用することが多いデータなんですが、省庁ごとにデータが分散しているので、存外探しだすのが面倒なんですよ。

DATA GO JP」はそうした公共データ、しかも二次利用可能で営利利用も可能なものを横断検索できるわけです。
どうせなら国主体でまとめてくれればいいのに・・・とか思ってたんですけど、とうとうそれが実現しましたよ。やったね!

これまで面倒だったデータの取得や利用確認の手間がかなり軽減されることは間違いありません。国が運用するからデータの信憑性は担保されるし、会員登録とかも必要なく使えちゃいます。

データを探し出すリサーチ作業にかける時間的コストを、資料や企画書の作成にもっと当て込めるようになるのはホントにありがたいことですね。

オープンソースソフトウェア「CKAN」

ちなみに、この「DATA GO JP」のシステムですが、どうやらオープンソースソフトウェア「CKAN」で構築されているみたいですね。
「CKAN」はデータベースカタログを構築するためのソフトウェアで、イギリスの「DATA.GOV.UK」をはじめとして、様々な国や地域で採用されています。

ちなみにCSSやJSは、Pythonパッケージとして管理できる「fantastic」が活用されています。

探せるデータは21組織分

横断検索できる公共データですが、とりあえず運用開始時点では21の省庁(組織)のものになるようです。

DATA GO JP データ提供組織

内閣官房、内閣法制局、人事院、内閣府、宮内庁、公取委、警察庁、金融庁、消費者庁、総務省、法務省、復興庁、財務省、文科省、外務省、農水省、経産省、厚労省、環境省、防衛省、国交省から、さざまなデータセットを検索・閲覧・利用できます。

データはキーワードで検索できる他、各省庁ごとに、あるいは「国土・気象」、「人口・世帯」、「労働・賃金」など、それぞれデータが振り分けられたグループごとに探すことも可能です。

「CKAN」はデータセットそのものにメタ情報の付与や、関連の定義を持たせることができるわけですが、それが存分に活用されているので、ファインダビリティは以前のような縦割りと比較するまでもなく、圧倒的に向上しています。うーむ素晴らしい。

欲しいデータかプレビューで確認できる

地味に便利なのがプレビュー機能が実装されていること。

データのプレビュー確認

このように各データは[詳細]からプレビューを選ぶことができるようになっていて、わざわざダウンロードする必要がありません。

格納されているデータ形式も豊富で、ExcelやCSVはもちろん、PDFやDOC、PPT、HTML、画像だとJPEGやTIFFといったものが用意されていますよ。

格納データのプレビュー画面

ちなみにこちらは、先ほどの「インターネット利用人口の推移」をプレビューしたもの。画面内にデータがロードされます。

公共データ、どんどん活用したいですね

オープンデータとして公開された公共データですから、その利用はかなり自由度が高め。上述したように営利目的でも利用可能なデータですから、さまざまなかたちで活用が可能です。

APIやRDFでメタデータを取得すれば、Webサービスやアプリなどでも利用できます。この手の公共データを活用したサービスやアプリは、これまでにもリリースされていて、よく知られたところだと図書館横断検索サービス「カーリル」やOKFJの「税金はどこへ行った?」などでしょうか。データ利用事例がまとめられているので、利用についての連絡をすれば事例に載せてくれるかもしれません。

こうしたWebサービスやアプリでの利用はもちろんですが、何と言っても個人的には資料や企画書作成にどんどん活用したいところ。
やっぱりキーワードでサクッと探せるメリットがとても大きいですからね。これまで掛かっていた作成のコストがグンと下げられそうです。

いやー、ホントいいサービスがリリースされたなー。

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