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Index » Event » SUNTORY「ザ・プレミアム・モルツ講座」に行ってきました


ザ・プレミアム・モルツ講座
9/27(Sat)に、運良く当選したブロガーイベント「ザ・プレミアム・モルツ講座」へ参加してきました。
実は、今回向かうサントリー武蔵野ビール工場は、最近まで工場内設備の改装工事があって、工場見学ツアーなどの一切が休止されていたんですね。で、10/1(Wed)に全面リニューアルオープンすることとなり、その先駆けとしてブロガーが新しくなったサントリー武蔵野ビール工場の見学ツアーを体験させていただいたわけです。

バスでサントリー武蔵野ビール工場へ向かうため、分倍河原に集合したんですが、そこに現れたバスがコレ。
モルツ号
モルツ号車内
サントリーのコーポレートカラーである水色に染まったバス「モルツ号」。
リニューアルオープンに合わせて、送迎バスもリニューアル。完全新車としてこれもリニューアルオープン後に走るものだそうです。今回はブロガー向けにということで試走してくれたんですね。一般の人たちが乗るのは、僕らが最初だそうです。新車特有の匂いwww

で、バスで走って7〜8分。
サントリー武蔵野ビール工場
今回の舞台となるサントリー武蔵野ビール工場に到着! でっけーなぁ。

というわけで、「ザ・プレミアム・モルツ講座」スタートです。
サントリー武蔵野ビール工場 工場長 横山恵一氏
ここ、サントリー武蔵野ビール工場の工場長、横山恵一さん。
実はこの方、2007年に放映されていた「ザ・プレミアム・モルツ」のCMにも出演されていました。
ザ・プレミアム・モルツの2007年CMより
この映像、ご記憶の方も多いのではないでしょうか。右から2番目の方が横山さんです。

麦芽ホップ
これ、なんだか解ります?
実はこれがビールの原料となる、麦芽とホップなんです。麦芽はこのまま食べてみたんですが、非常に甘味があって美味しいんですね。ちょっとしたおつまみのようでした。ホップは流石にこのまま食べられるものではなく、独特の香りがすごかったです。なんて言うのかなぁ凄い青物の匂い。

さて、ここでザ・プレミアム・モルツの開発について。
ザ・プレミアム・モルツを開発したのは山本隆三さんと言う方なんですね。山本さんは「世界最高峰のビールをつくりたい」という想いから、単身ビールの本場・ヨーロッパへ渡り、理想とするビールの味わいを追い求められたそうです。
帰国後、サントリー武蔵野ビール工場内に、ビール開発の研究施設である「ミニブルワリー」を設置、試行錯誤を繰り返し、大変な苦労を重ねられ、10年以上の歳月を経て「ザ・プレミアム・モルツ」が完成したんだそうです。
そして、「ザ・プレミアム・モルツ」は2005年に日本初となるモンドセレクションビール部門最高金賞を受賞、2006年、2007年と3回連続の最高金賞を受賞し、「インターナショナル・ハイクオリティ・トロフィー」の栄冠を手中に収めたわけですね。まさしく世界最高峰のビール。山本さんの意志が貫徹されたということです。

そんな「ザ・プレミアム・モルツ」。製造には非常に材料が吟味されています。
大麦
ホップ
大麦、ホップ、そして何よりも重要な水。
「水と生きる」を企業理念とするSUNTORYさん。材料となる水は、実はこの工場の地下深くの地下清流水が汲み上げられているんだそうです。天然の11層からなる濾過装置を通って汲み上げられた水は、まさにビール造りに適しているんだとか。

で、これらの材料を使って、まずは麦汁を造り出す工程。
麦汁を作る為の設備
このツルツルの大きな設備を使って、砕いた麦芽に温められた地下清流水を加え、さらにホップを加えることで甘い麦のジュース"麦汁"を作るんですね。
この日は残念ながらこの工程は稼働していなかったため、実際に麦汁が作られている様子は解りませんでしたが、基本的には24時間常に稼働しているんだそうです。
※注意:この設備は撮影する際、一般の人の場合、設けられた柵を越えて撮影することは禁じられています。今回は特別に撮影の許可を戴いたものです。

発酵設備
次にこれが発酵の工程を行う設備。この設備によって麦汁に酵母を加え、麦汁の糖分をアルコールと炭酸ガスに分解し、"若ビール"と呼ばれるものを作り出します。
酵母は生きた酵母菌を使っているので、専門の人によって常に監視がされていて、ここにも大変な苦労があるとのことでした。

貯酒設備
今度は貯酒設備へ。なんだかサイバーな感じのトンネルにテンション上がりましたwww
貯酒設備
この貯酒設備では、先ほどの"若ビール"を0度に調整し、タンクの中でゆっくりと熟成させていくわけです。ビールに炭酸ガスが溶け込み、味や香りがまろやかになっていくんですね。

濾過工程
そして今度は濾過を行います。この濾過工程は、熟成されたビールから役目を終えた酵母菌や澱(おり)を取り除くわけです。酵母菌を取り除くに当たって熱処理を行ってしまうと、生ビールではなくなってしまうのだそう。そこで全工程に亘って衛生管理を行い、熱処理を加えない本物の"生ビール"を生み出しているわけです。
写真の濾過設備はミクロフィルターというものが使われているんですが、このミクロフィルター。実は宇宙科学の発達によって誕生したもので、このミクロフィルターこそが加熱殺菌をせずに微生物を除去できる肝となっているわけです。これによってSUNTORYさんは瓶詰生ビールを日本で初導入できたそうです。ビールに宇宙科学。最先端な感じですよ。

缶詰工程
そして、いよいよ缶詰の工程です。この缶詰の工程では酸素を極力取り除く為、先ほどの若ビールの熟成段階で発生する炭酸ガスを使って缶から酸素を追い出すのとほとんど同時に濾過された生ビールを注ぎ、そのまま蓋がされます。ビール内部の容量は常にセンサーで決められた容量になっているかがチェックされ、選別され、パッケージ、箱詰めという一連の作業が行われて、漸く僕らが店頭で見る商品となるわけです。

いやー、何とも凄すぎる。

さて、さらに感心したのは、SUNTORYさんの環境への配慮でした。
美味しいビール、ひいては美味しい商品を作るには、環境保全こそが何よりも大事であるという考えから、節水、CO2の削減、塵芥の再資源化をされています。
特に塵芥の再資源化は100%達成されていて、その影にはこういうものが。
35+1種類の分別
なんと35種類の分別が行われています。もの凄く細かく分別のルールが決められているわけですが、それでも場合によってはどの分別に該当するのかが判然としないときというのがあります。そんなときに+1となる"お助け箱"というのが存在していて、取り敢えず判然としない場合はそこに捨て、最終的に専門スタッフが完全分別を行うんだそうです。それによってはさらに分別種類が増える可能性もあるんだとか。いい意味で執念ですねwww

今回、このイベントに参加して思ったのは、ビール造りには一切の無駄がないということ。
勿論、塵芥の再資源化もそうなんですが、ビールの製造工程における酵母の利用の仕方や、熟成段階に発生する炭酸ガスの利用などなど、ビール製造の全てにおいて無駄が排されているという事実に、個人的には驚愕を憶えました。
日本中の人に美味しいビールを提供するというだけでなく、美味しいビールを提供するためには、何よりも環境を大事にする、その為には無駄をなくすという考え方は、これからの社会において、全てに通じる考え方じゃないでしょうか?
これを常に実践し続けてきているSUNTORYさんは本当に凄い会社ですね。業種は違えど見習わなければならない精神だと思います。

この見学ツアーですが、既に10月は予約が埋まってしまっているそうです。ご興味のある方は、是非とも11月以降の予約を獲得して行ってみてください。
ただ見学を楽しむだけでなく、そこからSUNTORYさんの信念というものを必ず感じ取れる内容だと思います。

次回のエントリでは、いよいよ「ザ・プレミアム・モルツ」の試飲をば。
美味しい缶ビールの注ぎ方もご紹介しますよ。

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  • 2008/10/15 3:42 PM
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