最強防水ケータイの呼び声高いF-01Aは、IPX5/IPX7相当の防水が可能になっています。
と、まぁ各所でそう書かれているんですが、
IPX5って? IPX7って? と思うはずなので、まずはそこから説明しましょう。
"IPX○"というのは
JISで定められた防水性能の規格のことで、現在JIS規格にはIPX1〜IPX8まで存在します。
で、今回F-01Aが対応しているIPX5が
「あらゆる方向からのノズルによる噴流水によって有害な影響を受けないもの」である
「防噴流形」で、IPX7が
「水深1mの水中に30分間水没しても、有害な影響を生じる量の水が内部に進入しないもの」である
「防浸形」というものです。
つまり、簡単に言うと、
どんな方向から水を掛けまくっても問題なし、30分までだったら水に浸かっても問題なしな防水性能を持っているのがF-01Aなわけです。あくまでも完全防水ではないですよ。完全防水の場合はIPX8相当の防水性能が必要なので。
さて、そんな防水ケータイを防水たらしめているのは、やはりその機構にあります。
今回、F-01Aが
ヨコモーションから回転2軸の機構に切り替わったのも、防水という理由があるのではないでしょうか。
というわけで、どんなところに防水するための工夫が為されているのかをチェックしてみました。
まずは、外部接続端子の蓋。

充電を行う外部端子ですが、ここにも水からケータイを守るためにかっちりとプラスチック状の素材で接続端子をしっかり覆い、その周囲から水が入らないようパッキンが取り付けられています。僅かでも隙間があると水が入ってきてしまうので、F-01Aユーザーは外部接続端子使用後はしっかりと蓋をしましょう。
次に電池パックの部分。

↑蓋を開けてみると他のケータイとは違って
金属の中蓋が。

↑中蓋の裏側にもパッキンが取り付けられています。

↑これまでもFOMAカードは電池パックを取り外して挿入する場所でしたが、今回は
防水の為にmicroSDカードも内部に挿入するスタイルになっています。

↑先ほどの金属蓋。側面にツメがあるので、ここにしっかりと金属蓋を咬ませなきゃいけません。というより咬ませないと外蓋は閉まりませんww

↑外蓋にはロック機能が。ここをロックすることで、外蓋が突然外れるなどを防ぎます。

そして、今回の防水実現において、最も製造の上で難度が高かったのでは? と予想されるのが、この指紋認証部分。
富士通製ケータイの特徴と言えば、このセキュリティの代表的機能である指紋認証。これを防水で実現するために特殊な皮膜で覆っているわけですが、そもそも皮膜の素材によっては指紋を読み取れないでしょうし、厚さによっても指紋を読み取れないでしょうから。ましてや薄すぎると水によってダメになるなんてことだってあり得ます。そのギリギリを見極めて実現できたのが、この部分なんじゃないかと思うわけです。多分。
こうした工夫のおかげで、今回の防水ケータイが出来ていると思うと、ホント設計、製造を担当したスタッフの皆さんが苦労したんだろうなぁ...と。日本の技術力って凄いなぁと思わされます。
既に他のケータイ会議メンバーもやっていますが、今度は別エントリで防水性能実験をしてみたいと思います。
«
暗闇でキラリと光るF-01Aキーイルミネーションは健在
FON Maps─iPhoneでFONの無線LANが使える場所を検索、地図上に表示»
- related entries
-