Logicool HD Pro Webcam C910がMac対応・・・しかしコレは・・・
Logicoolのハイエンドウェブカム「HD Pro Webcam C910」。
昨年発売されたフルHD対応のウェブカメラですが、これのMac OS対応がアナウンスされました。
すでにC910を購入済みだったので、待ちに待ったぜ! ってことでインストールしてみましたよ。
そもそもUVC対応なので、Macでも普通に使えていたわけですが、C910の性能を100%活用しきれないという欠点があるんですね。
そんなわけでサイトからソフトをダウンロードしてインストール。
早速ソフトを起動してみると、
おお、きちんとHDで表示されてる。やっぱりかなり高画質。
Macだと4:3でしか認識されなかったので、16:9で使えるようになったのは大きいですね。
で、まぁウェブカメラなわけですから勿論主要な利用目的はUstreamなんですよね。
今回の対応でUstreamにも・・・と言いたいところなんですが、これが全くダメ。
というのも、そもそも先行して対応しているWindows版の場合も、
- 全機能をフルに使えるのはLogicool製ビデオ電話ソフト「Vid HD」の使用時のみ。
- 他のアプリは4:3でしか対応していない。
- 16:9だとアスペクト比がなんか変。
- 他のアプリは詰まるところUVCに依存している。
となっていて、結局Mac対応したと言ってもあんまり変わらないわけで。
しかし、Windows版ではUstreamをやるのに有用なウェブカメラのコントロールソフト(以下、LWC)があるのです。
ズームやパンティルト、フォーカス、自動露出、顔検出等々が出来るソフトなのですが、これがあるのとないのは大きな差ですからねー。
Ustreamerには重要且つ有用なソフトってわけですよ。
ところが、これが入ってない!
もう意味解らない。
Mac対応しましたって言ってるくせにLWCがないとかどういうことなのかとw
つまり、今回の対応はUstream的には全く無意味ということですね。
なんだか入れるだけ損した気になってきた・・・w
やっぱりMacでUstreamやるならFMLEが必須ですねー。
FMLEなら16:9のアスペクト比で高画質配信出来るし。
Camtwistを使えば、それなりにいろいろ出来ますから、別に気にしなくてもいいかもしれない。
今のところ、今回の対応版は直接動画撮影、静止画撮影をしてYouTubeにアップロードするとか、そういう使い道になりそうです。
とは言え、C910を買わないほうがいいというわけではなく、むしろMacでUstreamをやるならC910は買っておいたほうがいいんじゃないかなぁと。
LWCがMacにも対応してきたとしても、FMLEやCamtwistが必須にはなるでしょうしね。
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