人の肌の色をPANTONEの定義した色とともに一覧した「humanae」
あー、これは何かの役に立ちそう。
人の肌の色というのはさまざまですが、そうした実際の人の肌の色と、PANTONEが定義した人の肌の色を一致させて、一覧することができるようにしたTumblrサイト「humanae」というのがありました。
PANTONEは、Webデザインやってる人だったら馴染みがあるかと思いますが、デザインソフトに搭載されるカラーチャートを作っている会社です。「パントン」と読みます。「パントーン」でも「パントーネ」でもありません。「パントン」です。
元々は化粧品メーカーに色見本帳を印刷する会社が母体となって創業され、現在「パントン・マッチング・システム」という色見本は、グラフィックデザインや印刷、テキスタイル、プラスチック業界ではデファクトスタンダードになっています。
日本だと一般的なところでは、SoftBank Mobileがコラボした「PANTONEケータイ」は馴染みがあるんじゃないでしょうか。
で、このTumblrサイトですが、最前でも書いたようにPANTONEが定義している人の肌色を背景に、実在する人の肌の色と一致させた写真がズラズラと並べているわけです。もちろんPANTONE定義のカラー番号も合わせて表示しています。
環境光などで肌の色味が変わって見えることもありますから、一概にコレだ! という感じで使って安心できるわけじゃないので、あくまでも参考程度に・・・ってところでしょうか。
そういえば、最近の幼稚園や保育園、小学校で使うクレヨンでは肌色がなくなったそうですね。なんでも国際社会となった昨今、「肌色」というクレヨンがあることで差別につながりかねないとかいう理由で、メーカーさんがなくしたらしいですが。
じゃあ、なんて色なの? っていうと「うすだいだい色」なんだそう。
・・・うーん、それもなんか違う気がするんだけどなー。いっそのこと肌色(日本人)とでも表記しておけばいいのに。