イSム リアル仏像ブロガーイベント〜仏像写真篇〜

先日のイSム リアル仏像ブロガーイベント」レビューの第2弾。

今回は株式会社MORITAの内部にあるギャラリーで撮影した写真を中心に、イSムブランドをはじめとした仏像の数々をスチールに収めましたので、ピックアップしてご紹介しちゃいますよ。
はぁ、うっとり。

風神雷神像

風神雷神像

さて、いきなりイSムブランドではないんですが、株式会社MORITAが販売している木像の風神雷神像から。本物は国宝として蓮華王院三十三間堂に所蔵されていることで有名ですよね。

こちらはそれぞれを1本の檜から削りだしたという作品で、大きさはほぼ等倍なのだそう。彩色というか金箔については国宝が作られた頃のものを想定しているとか。

鎌倉彫刻の傑作が見事に再現されています。因みにお値段は風神雷神のセットでなんと315万円・・・。

四天王像

四天王像

さて、こちらはイSム誕生のきっかけとなった四天王像です。森田社長が「凄い好き」「かっこいい」ということで作るだけ作ってみたというエピソードがある四天王像ですw

色味などから類推するに、天平彫刻の最高峰と言っても過言ではない東大寺戒壇院の四天王像を完全再現したものですね。峻厳とした表情が何とも言えません。

阿修羅像

阿修羅像

続いて阿修羅像をば。法相宗総本山興福寺収蔵の国宝である阿修羅像を緻密に再現しています。向かって左が従来のイSムブランドのもの。右側が新たに発売されたTanaCOCORO[掌]シリーズのものとなっています。大きさとしては従来の半分くらいなわけですが、造形の素晴らしさは変わりません。

というかですね、小さい方が正直より技術のいるわけで、実際パーツ数も全く同じなのだそう。なのに価格は従来の3分の1という・・・。工数と価格が見合わないのでは? と心配になってしまいます。

不動明王像

不動明王像

大日如来の化身とされる五大明王の中心に座する不動明王。
憤怒の形相が悪鬼滅する迫力ですよね。

鎌倉時代の仏師として名高い運慶による不動明王立像(浄楽寺所蔵)をモデルとしている作品です。ちなみに運慶作のものは現在重文指定されています。

個人的に気になったのが不動明王の左手に握られた羂索。これどうやって作ったのかなぁと思って訊いてみたところ、重文の立像の羂索に似せて一本一本糸を撚り合わせているのだそう。もの凄い手間が掛かってるんですね。

また、右手首の腕輪が青みがかっていますが、これは銅の緑青を再現したのだそう。実際の重文も長い年月によって緑青で青みがかっているんです。
原型製作に400日掛かったというだけあって、さすがに細かい。

月光菩薩像

月光菩薩

ちょっとマイナーかもしれませんね。薬師如来の脇侍である月光菩薩です。

国宝指定されている薬師寺の月光菩薩像を見事なまでに再現しています。
黒一色ながらも深い艶があり、黒の中に陰影が現れ、優美な質感は本物さながら。

この曲線がもう垂涎もんです。優雅すぎるでしょ。

勿論、日光菩薩とセットとなるものですが、個人的には月光菩薩のほうが好きですねぇ。

毘沙門天像

毘沙門天像

ド迫力の運慶作の重文毘沙門天立像(浄楽寺所蔵)を再現したイSムブランドの毘沙門天像。

質感と量感を徹底的に検証して作り上げたというだけあって、僅か30cmに満たない大きさであるにも関わらず、迫力にはいささかの違いもありません。

毘沙門天像 邪鬼

実は何よりも目を見張るのが、この毘沙門天によって踏みしめられた邪鬼だったりします。

毘沙門天の造形は当然素晴らしいわけですが、この邪鬼の苦悶の表情まで、きっちりしっかり再現してしまうところが、よりこの毘沙門天像の素晴らしさを引き立ててるんですねー。

大日如来像

大日如来像

密教における最高仏である大日如来。これも運慶作の国宝をモデルに再現したものです。因みに国宝は奈良の円成寺に所蔵されています。

実際の国宝を緻密に再現するため、金箔を貼り付けた後に、半分以上を拭き剥がすことで、国宝に見える剥落した美しさを出しているそうです。この剥落した感じが、なんとも侘を感じさせてくれますよね。

また、運慶作のものがモデルとなっていることもあり、とても顔が凛々しく、引き締まった感のある体つきになっています。

ここまですごい仏像フィギュアがあっただろうか

とまぁ、ピックアップしてご紹介してみたわけですが、ホントにここまで緻密な再現性を持った仏像フィギュアが、他に存在するでしょうか。

名高い海洋堂でも仏像フィギュアを出していましたが、正直ここまでの再現が出来ているとは到底思えませんからねぇ。

実際に、写真を見比べてみても圧倒的にイSムの造形が素晴らしいものになっていますよ。

なお、他のブロガーの写真含め、Flickrのグループにアップしていますので、もっと見たいという方はこちらもどうぞ。

Flickr: イSム リアル仏像ブロガーイベント

やっぱりこの造形美って、元々木彫りの仏像販売から始まっている株式会社MORITAだからこそのものなんでしょうね。
数多くの仏像を扱ってきた経験から培われた審美眼があるからこそ、ここまで緻密な再現が可能になっているんでしょう。ここまで来るとただただ感動ですもん。

買うまではいかなくとも、皆さんに是非とも実物を見てもらいたい。というか見てもらわないと、この感覚は共有できないかもしれない。

都内の西武渋谷や西武池袋、イエローサブマリンなどの店舗で実物を見ることができるので、お近くまで足を運んだ際は、ついでに眺めに行ってみて下さい。余りの出来映えにただただ感動しちゃいますから。

それと、イSムのFacebookページでは、きちっとスタジオで撮影された写真の数々も見ることができます。ひとつ「いいね!」を押してみてください。

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